真梨幸子mariyukiko’s blog

【公式】真梨幸子(&マリモナミ)の最新情報

某アイドルグループ

マツコ・デラックスさんの番組で、

某アイドルグループの総選挙があったことを、今更知る。

 

で、結婚宣言があったんですって!

それについて、マツコさんが的確に喩えていました。

キャバ嬢。

でも、私は「遊郭」を連想してしまいました。

かつての遊郭は、体を売る…というよりも「疑似恋愛」というお遊びが主流だったと聞いたことがあります。

客に惚れさせて、次から次へと金をつぎ込ませる。

昭和のヒット曲じゃないんですが、いわゆる「夢芝居」。

 

そういう意味で、アイドルの「恋愛」は御法度なんじゃないでしょうかね。

アイドルは、ファンと疑似恋愛をしなくてはならないので。

 

その御法度を華麗に打ち破ったのは、山口百恵松田聖子

このツートップぐらいじゃないでしょうか? ファンからも許されるプライベートな恋愛は。

 

とはいえ、アイドルだってプライベートな恋愛をしてもいいと思います。お年頃ですから。

でも、それを上手く隠すのがプロじゃないのかと。

美しく嘘をつき華麗に騙し続けるのも、アイドルの使命。

これが、意外と難しいんですよね。それに、最近は、なんでもかんでも暴露するのが流行っている。

かつてのアイドルに、後年、「実はあのときは…」などと、えげつないことを暴露された日には。夢中になっていた自分が可哀想過ぎてw

 

 

さて。

私もかつて、あるアイドルにどっぷりハマったことがあります。

フィンガー5です。

その頃、家庭で色々とあり、私はプチ反抗期。精神も病み、小学生ながらグレる一歩手前でした。それを救ってくれのがフィンガー5なのです。

まさにアイドル、神でした。あの頃の私の頭の中を覗いたらフィンガー5一色だったに違いありません。

 

当時の写真が、奇跡的に残っていました。

f:id:mariyukiko:20170202130820j:plain

(昭和の定番、フランス人形までw)

 

ところが、そのフィンガー5アメリカに行ってしまったのです。

私にしてみれば「フィンガー5に捨てられた…。もう生きていても仕方ない」と、もう本当に自殺する勢いでした。

それだけの影響力を持つのがアイドル。その人にとっては生活のすべて。もはや、神です。

 

ハンパな覚悟ではなれないものだと思います。

 

ちなみに、そのとき自殺せずに済んだのは、次に夢中になれるものと出会ったからです。

それはとある漫画。

小学校の高学年から中学生まで、どっぷりとハマっておりました。

ハマりすぎて、学年トップから最下位すれすれまで成績が落ちるほどに。

その後、(リアルタイムではありませんが)グループサウンズ田村高廣様、ジェフ・ベック先生と対象は変わっていきましたが、その時々で、私を生かす「アイドル」だったのは間違いありません。

 

田村高廣様、ジェフ・ベック先生はアイドルか?という疑問は、この際、置いておいてw

 

今回、結婚宣言をしたアイドルのファンも、すぐに他に夢中になれる対象を見つけることでしょう。

でも、「裏切られた」その瞬間の心の傷は、もしかしたら死ぬまで残るかもしれません。

忘れた頃に…

忘れた頃にやってくるもの。

それは、住民税の通知。

今年も来ました。そして、今、一括で支払ってきました。

おかげで、残高が目減りしました…。

私の場合、扶養家族も子供もないので、なんの控除もなく、まるっととられてしまうのです。

結構、えげつない額です(涙)

ああ、まさに、血税。どうか、無駄遣いないようにお使いください、東京都!

 

と、落ち込みながら帰宅し、郵便受けを見てみたら、

嬉し恥ずかし、重版通知が!

「あの女」が重版です!

これで、目減りした残高の何分の一かは取り戻しました。

…いいえ、よく考えたら、その分、来年、また税金で取られるんでした…。

 

ああ。

 

でも、重版は嬉しいです。

高血圧をはじめ、体のあちこちにガタが来ている私ですが、唯一自慢できるのが、「歯」。

奥歯を数本、詰め物していますが、基本、全部自分の歯です。

死ぬまで、全部自分の歯を残すのが目標です。

 

本日は、歯の定期検診。

磨き残しがないかを調べる紫色の染め物でまずはチェック。

「ちゃんと磨けてますね!」と、はじめて褒められました。

褒めてくださったのは、娘ほど歳の離れた衛生士さん。

いくつになっても、褒められると嬉しいものです。

 

…でも、前とどこが違ったのかしら?

前に行ったときは、磨き残しがあると注意されたのですが。

あ、テレビショッピングで買った、歯磨き? 

あ、たぶん、そうです。

効果の実感はあまりなかったのですが、地味に効果がありました。

漢方薬は、美味しい

2年前、漢方薬で謎の肩の激痛を克服してから、漢方を見直している私です。

 

で、今の私の悩みは高血圧。

高血圧になるからには、何らかの理由があるはず。

西洋医学では、高血圧の大半は原因不明とされ、降圧剤が処方されます。私もそうでした。

 

でも。血圧が高くなるということは、心臓が頑張ってからだの隅々まで血液を流そうとしているわけで、たぶん、血液か血管にトラブルがあり、それを無視して強制的に血圧を下げてはかえってまずいんじゃないかと。体の隅々まで血が回わらなくなるんでは?

 

実際、私の場合、降圧剤を服用すると、頭痛が。それか頭がぼーとして仕事にならない。それを訴えると、今度は鎮痛剤も処方され、まさに、辛い味噌汁に砂糖をぶちこむという、状態。

 

西洋医学は、とりあえず、問題がある部分をどうにかしようというのがコンセプト。

一方、漢方は、体全体のバランスをみます。バランスがくずれたから異常が起きた…と考えます。

パソコンでいうならば。アプリを積みすぎてパフォーマンスが悪くなった状態を、出荷時に近い状態に戻す…という考えです。

 

だから、2年前、肩の激痛で悩んだとき、漢方の薬剤師さんが処方してくれたのは、「血の滞りを正す」お薬でした。

「なんで?」と思いました。肩の痛みだから、外科的な湿布薬とか、そういうのじゃないの?と。事実、整形外科に行ったときは、ブロック注射とロ○ソニンの湿布薬をたっぷりと。一生リハビリが必要だとも言われました。

が、ブロック注射も湿布薬も効果がなくて、それで藁をもすがる思いで、漢方薬局に行ったのです。

そして、処方されたのが、「血の滞りを正す」お薬。薬剤師さんいわく、肩の痛みは打撲に似たようなもじゃないかと診断。だから、血液の流れを正常に戻さなくてはならないと。

騙されたと思って、お薬を飲んでみました。そして、2週間後、痛みはすっかり消え、今はピンピンしています。

一生のリハビリが必要だと言われたのに…w

 

ということで。

降圧剤の他に、高血圧をなおす方法はないかとあれこれ試してみて、

一番有効だったのは、赤ワインでした。ポリフェノール最高!

が、もともとお酒は苦手で、グラス一杯も飲めません。とにかく、美味しくないのです。これを続けるのは苦痛…と、他の方法を模索中。

で、高血圧に効きそうな漢方を数種類試しています。

そして、気がついたのです。

 

以前は苦くて不味くて仕方なかったある薬が、甘い!美味しい!

もしかして。良薬口に苦し…ではなく、(自分に合った)薬は口に甘し…なんじゃないかと。

漢方薬は、体の状態や体質、年齢によって、処方される薬がまったく違ってきます。

そして、その状態によって体が欲する薬もまた違ってきます。

体が欲する薬に巡り会ったとき、「あ、甘(おいし)い」と感じるのではないかと。

逆に、苦い不味い…と思ったものは、自分には必要のない薬かもしれません。

 

追記。

昔は苦手だった食べ物が、いつにまにか食べられるようになった、むしろ美味しく感じられる…という体験は誰でもお持ちかと。

私の場合、それはトマトとお酢。食べられなくはなかったのですが、積極的にとろうとは思いませんでした。でも、今は、毎日のように食べています。お酢を切らしたときなんか、ちょっとした禁断症状がでるほどです。

 

追記2

漢方って、日本育ちの日本独特の医術だということをご存知ですか?

私も最近知ったのですが、中国の医術を輸入して、日本でアレンジされて育った医術が「漢方」なんだそうです。 

インサイドヘッド

インサイドヘッド。

めちゃくちゃ面白かったです!

心が壊れて、そして修復されていく過程が、こんなエンタメになるなんて!

哲学的にも心理学的にも、お子様からお年寄りまで楽しめてかつ参考になる作品でした。

「悲しみ」が、心の再生の鍵になるラストもよかったです。

「喜び」だけでは、本当の幸せは構築できなくいというメッセージ。

 

ところで。

インサイドヘッドでは、感情(意識できる分野)を扱っていましたが、人間の体は、意識でコントロールできない分野も重要です。

それは、「自律神経」。

各内臓を動かしたり、食べ物を消化して分解したり、血液を流したり、ホルモンを分泌したり。

実は、人間が意識して動かせる分野のほうが少ない。

自律神経の管轄分野で、唯一、意識的にコントロールできるのは、呼吸だけ。

細胞レベルでみてみても。

太古、元々は別々の細胞だったものを取り込んだり合体したりして(その代表例がミトコンドリア)、長い年月をかけて今の体ができあがりました。

つまり、一人の人間の体は、個々の集合体。

つまりつまり、「自分」の体は自分だけのものじゃないんですよね。

 

「意識」できる範囲の分野なんて、ほんの一握り。

なのにその「意識」は独裁者のごとく、「自分の体は、自分のものだ!」と、ときには体を酷使したり、自暴自棄になったり、不摂生したり、最悪自殺したり。

24時間寝ずに働いている細胞にしてみれば、理不尽な虐待です。

「自分を大切に」というのは、

「その浅はかな感情と独断で、必死に生きている細胞まで道連れにするな」ということなのかもしれません。

 

ということで、今度は、感情でコントロールできない分野の細胞たちにスポットライトをあてた、作品を希望します。 

 

追記。

私は酷い偏頭痛持ちなので、映画館で作品を見ると、ハンパない頭痛がやってきます。

映画館の暗闇に点滅が、頭痛を誘発するんです。

最近は、もっぱら、映画はテレビ。

でも、「インサイドヘッド」のような作品は、スクリーンで見たかった…

 

舞台やコンサートなんかもそうで、

暗闇や照明で、吐き気と頭痛が必ずやってきます。

若いときは耐えられたんですがね…。今は、無理。

頭痛が起きるときの、私の頭の中をみてみたいもんです。