何とも痛ましい事件が……。
画像を見る限り、ジャングルジム特有の迷路とオガクズのせいで、火事だと気がついて子供を助けようとするも、なかなか子供にたどり着けなかったのかもしれません。
体の大きい大人が入るには、窮屈すぎる。
子供も救出しようとした大人も、そしてそれを作った人たちにとっても悲劇すぎる。
ただ、この数日から急激に空気が乾燥してきました。静電気もバリバリです。
ちょっとしたことで火種が生じるかもしれない……ということに気づく人が誰もいなかったのか。画像のオガクズは、まるで焚き火の燃料。
そして、主催者の言葉の中で
「31年(イベントを)やっているが、事故は一度もなかった。本当に悔しくて仕方ありません」
という箇所が気になります。
イベントを続けられなくなったから、またはイベントの歴史に汚点がついたから「悔しい」と聞こえてしまいます。
「大切なお子さんを犠牲にしてしまい、悔しい」というのが本意だとしても、誤解を招くような表現をしてしまう注意不足に、事故の遠因があったのかもしれません。
それにしても。
火事が起きてからもイベントがフツーに行われていて、さらに火事の様子を撮影している野次馬もいて。その他人事の傍観者たちが一番恐ろしい。
いっつも思うんですけれど、戦争や事故が起きているとき、カメラのレンズを向けられる神経がどうしても分からない。
そういうことを生業にしているプロのカメラマンなら、目の前で被害者が泣き叫ぼうと悶え苦しんでいようと、カメラのシャッターを切れるようにメンタルを訓練しているんでしょうが。
素人にそれができるところに、人間のどす黒い闇を見てしまうんですよね。
自分ももしかして、カメラを向けてしまうの?という恐怖とともに。
先日も、近所で結構大きな火事がありました。近所といっても、徒歩30分ぐらい離れています。なのに、その煙と臭いが私の家まで漂ってきました。
聞けば、空家が火元で、3棟が焼失。
3棟とも木造の空家だったそうです。。。
最近は、災害といえば地震ばかりがクロースアップされますが、その地震だって、「火事」による被害が一番大きいのです。
火事。本当に、火の元には気をつけましょう。
神経質で心配性な私は、火の元のチェックと戸締りは指差し確認で最低でも三回ぐらいするのですが(だから、なかなか外出できないw)、それでも、想像もしてないところから火の手が上がる季節です。
静電気や漏電やコンセントの埃。
特に埃。
冷蔵庫裏や照明器具などの埃も怖い。
今日は、コンセント周りの埃を掃除して、眠るとします。
また、火事の速報が……。
だから、本当に、火の元には気を付けましょう!
この時期、毎年恐怖を覚えるのは、クリスマスのイルミネーション。
あちこちのクリスマスツリーに綺麗な照明がチカチカしていますが、火事にならないのかな……と毎年、心配で心配で。