私の記憶が確かならば……。
日本って、最初、TPPの参加に消極的でしたよね?
「バスに乗り遅れるな!」と、いきなりTPP参加を検討することが、時の総理大臣、菅さんによって表明されました。
(なのに、民進党は、今ではそんな事はなかったかのように反対一色)
なんでも、今のうちに参加検討を表明しないと、日本はグローバル化の波に取り残される……とかなんとか。そんな事になったら大変だ!と。
で、そんな強迫観念を植え付けたのは、多分アメリカなんです。
アメリカは、「TPPに参加しようぜ!」と積極的に各国を勧誘してた記憶が……。
当時、野党だった自民党は、TPPには反対だった印象があるんですけれど、民主党の置き土産として、TPP参加検討を引き継いだ……と。今となっては、時限爆弾。
で、気がつけば。
積極的だったアメリカが「イチ抜けた!」と言い出し、無理やり引きずり込まれた日本が、土俵の真ん中に立たされている。
まるで、コント。
……私は個人としては、TPPは反対なんです。
多分、小説なんかの本にも、多大な影響がある。
また、これからはグローバル化からゆる〜いブロック経済に移行すると予測していますので、TPPに関しては、アメリカの裏切りをチャンスと捉え、「あ、僕ッちも用事思い出した! イチ抜けたー」といって、トンズラするのがよろしいかと。
もともと、TPPは、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4国がこじんまりと行っていた協定で、それに目をつけたアメリカが「ビジネスチャンス!」とばかりにこんなに事を大きくしたにすぎません(多分)。
アメリカのジャイアンぶりは、相変わらずです。