小学館「きらら」で連載していた「祝言島」を、改稿しているところです。
「カウントダウン」は、ほぼ連載通りでラストを加筆したのですが、「祝言島」は、がっつり、改稿する予定です。
素材はそろった。あとは編集作業……という感じでしょうか?
素材は同じなのに、編集次第で、まったく違うお話になります。
いく通りも分岐するストーリー。
その中から、ひとつのストーリーを選び取る作業をしているところです。
学生の頃、とぐろを巻くフィルムを眺めながら、ああでもないこうでもない……と切った貼ったしていたときの興奮を思い出しています。
同じAというカットなのに、Bにつなげるか、Cにつなげるかで、まったく違う世界が展開しますからね。
小説もまた、「編集」の力量が作品を左右するような気がします。
追記。
西村賢太氏から、「カウントダウン」の感想をショートメールでいただきました。
……ものすごく励まされました。
ありがたいことです(T ^ T)