高血圧がどうして起きるのか。
それは、今もナゾの部分が多いのですが、限りなく正解に近い推測のひとつに、「血管がなんらかの理由で収縮してしまって、血流が悪くなっている。それだと体中に血液が行き渡らないため、どうにかしようと、心臓が必死で圧を上げて血液を流そうとしているため」というのがあります。
なので、とりあえず血管を広げて血流をよくしよう…というのが降圧剤です(かなり乱暴な説明ですが)。
結果、降圧剤を飲むと、私の場合、頭痛がやってきます。
そう、偏頭痛です。
ところで、私は年季の入った偏頭痛持ちでして。
偏頭痛のメカニズムは、
「収縮している脳の血管が急に拡張することで、血管周囲の神経が刺激されるため」
つまり、なんらかの理由で血管が急に拡張したときに、偏頭痛がやってくるのです。
偏頭痛で有名なのは、「休日頭痛」。
緊張やストレスから解放されたとき、血管も急に拡張して偏頭痛が発症。
私も、昔から仕事が一段落するたび酷い片頭痛に襲われ、一日寝込んでしまうほど。
チョコレートやコーヒーを飲んでも、片頭痛がやってきます。
これは、ポリフェノールが血管を拡張するためだと言われています。
あれ? ちょっと待って。
じゃ、片頭痛は、血圧が正常になっている証拠なんでは?
もっといえば、ポリフェノールって、血圧を下げるんでは?
素人なりに、そんな推測をしてみました。
ということで、今、苦手なコーヒーを積極的にとるようにしています。
でも、コーヒーより、もっと強力なものがあります。
それは、お酒。…ワインです。
そういえば、私がお酒をまったく飲まない理由は、激しい頭痛がやってくるからなんです。
…もしかして、これは、血圧的にはいいことなんではないか?
それをどうしても確かめたい。
ということで、早速明日、ワインを買ってみようかと思います。
自分のためにワインを買うのは、生まれて初めてかもしれません。
追記。
でも、偏頭痛がやってくるのは、勘弁だな…。
鎮痛剤のお世話になると、かえって血圧的によろしくない。
頭痛がやってこない程度に、少量からはじめるとしましょう。