真梨幸子mariyukiko’s blog

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テレフォンノイローゼ

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会社の電話が苦手。

これ、今に始まったことではなくて、私の時代でもいました。

私もその一人。

会社員時代、電話が鳴ると、そのたびに心拍数が上がったものです。

でもそれを克服し、最後のほうでは誰よりも早くとらないと気が済まなくなりました。

そんな私を利用していた横着者が隣に座っておりまして。

彼女は私の後輩で新人、職場の常として、新人は誰よりも早く電話をとらなくてはなりません。

でも、彼女は絶対、電話をとることはなかった。

電話が鳴る気配がすると(音がなる直前に点滅する)と、さぁぁと席を立つのです。

または、突然「ああー忙しい!電話なんかとっている暇はない!」オーラを出してくるのです。

あるときは、「私は、電話をとるために入社したわけではない」と言ってみたり。

一回も電話をとったことないあんたが言うな! と何度言いたかったか。

電話だけでなく、仕事を他に押しつけるのも天才的にうまく、そのターゲットになっていたのが私で、でも、周りは気がついてくれなくて。……あれは、本当に辛かった。

なのに、「仕事がきつくて」という理由で、とっとと会社を辞めていきやがりました。

電話に一度も出たことがなく、毎日定時に退社して、仕事中でも通販カタログを何時間も見ていた、そんな人が!

 

そのストレス、今も記憶の奥でくすぶっております。

女性脳って、こういうネガティブな記憶を溜め込んじゃうんですよね……。

 

ということで、電話が出るのが苦手……という人には、

「病的な精神的理由」からくる人と、単純に「面倒が嫌いなぐーたら」の二種類に分かれると思います。

うかつに電話にでると、とんだ面倒に巻き込まれますからね。

私も、そのせいで、一日の大半を棒に振ったこともあります。

自分とはまったく関係ないトラブル事案なのに、それを処理するハメになったり。

 

いずれにしても。

現在の電話嫌いさんは、どちらに当てはまるのでしょうか。

 

追記。

イエデン(固定電話)に慣れていないイマドキの人には、新人研修のプログラムに宅配ピザ屋かテレアポの体験を盛り込んだらどうでしょう。

病的な精神的理由でない人なら、ちょっとした訓練で、電話には慣れるものです。

もちろん、前述の「彼女」のように、ハナから慣れる気のない横着者もいますが。