「エル」という映画が、来月封切られるんですが。
リンク先でも語られているんですが、とにかくぶっ飛んだ映画なんです!
たぶん、かなり賛否両論あると思います。
主人公のミシェル(イザベル・ユペール)は父親が大量殺人犯というトラウマの持ち主で、しかも、見知らぬ強盗にレイプされる……という。
このプロフだけ見ると、なんとも悲劇的な女性です。日本の映画なら、悲劇的に重く描くと思います。
ですが、この作品はそんなお涙頂戴とは対極にあります。
なにしろ、ミシェルは、大量殺人犯よりレイプ魔より、「ヤバい」女なんです。
この手の作品が嫌いな人、理解できない人にとっては、苦痛かもしれないこの作品。
でも、私はとっても面白く、ラストは「きゃっほーい」なんて奇声をあげるほど楽しく見たのでした。
傑作です。
私も、チラシやパンフにコメントを寄せていますので、ぜひ!