久々の更新。
実は、ここ二週間ほど、真剣に終活をしていました。
というのも。
踵に、謎の黒いものが現れたからです。
いわゆる「メラノーマ」の特徴をすべてあわせもつ、最悪な黒いもの。
日に日に大きくなり、
「これは、もうヤバいかも」と。
メラノーマは、悪性度が高い癌です。発見した時点で手遅れの場合も多いらしく、足を切断するか、そのまま放置して死を選ぶか。
そんな二者択一が、真っ先に浮かびました。
病院に行って「さあ、足を切断しましょう」とか「すぐに入院しましょう」とか「余命3ヶ月です」となる前に、あれこれと周辺を整理しておいたほうがいいかも……と、マンションを売ることも検討。事実、不動産屋さんに依頼して、査定もしてもらいました。
計画としては、まず、賃貸の部屋を探し、そこに引っ越し。引っ越しの際、徹底的に断捨離し、必要最低限のものだけ持っていく。空になった自宅を速攻で売却、そしてローンをチャラにし、手元に残ったお金と貯金で、なんとか残された日々を過ごす。
一番の懸案事項は、グレー姉妹(マリモさんとモナミちゃん)。
信頼できる人を速攻で探して、持参金をもたせて引き取ってもらわねば。
これでだいたい3ヶ月ぐらいかな……と、終活スケジュールを作成。
そうこうしているうちにも、謎の黒いものはどんどん大きくなり、これはもうさすがにヤバい!
先に病院に行くか、それともマンション売却の手続きが先か……などと迷っていたところ、あら不思議。
黒いものが、きれいさっぱり、なくなりましたのことよ!
狐に包まれた……ではなくて、狐につままれた気分。
嘘でしょ? なんで?
そういえば。
同じようなことが、過去にもありました。
それは、「カンタベリー・テイルズ」(当時のタイトルは「聖地巡礼」)を刊行するにあたり、いろんなパワースポットを巡っていたときのことですから、2010年の初夏。まさに、今頃の季節。
とあるパワースポットに行った日の夜、なんとなく足を見てみたならば、踵に謎の黒いものが。
一見してヤバめな感じだったので、早速、近所の皮膚科を検索、翌日、行ってみました。
「先生、悪性黒色腫でしょうか?」と涙ながらに訴える私に、「うーん、今のところ、よく分からない。切ってみましょう」
「切る? ……せ、切断!? 足を切断ですか?」
「いえ、切断する前に、患部を切ってみて、組織を調べます。とりあえず、来週、また来てください」
などと、どんどん具体的な話になり、一週間後、足の一部を切ることになりました。
あのときの、絶望。
初夏で新緑の季節でしたが、街が灰色に見えましたよ。
ところがです。
その翌日、その謎の黒いものがすっかりと失せてしまったのです!
今回とまったく同じ現象。
で、オカルト好きな私は妄想してしまいました。
メラノーマができた時間軸に生きていた私が、メラノーマができていない時間軸に瞬間移動してきたんでは?……と。
つまり、パラレルワールド移動。
というのも、
オカルト界でトレンドの「マンデラエフェクト」的な感覚がずっとつきまとっている感じがするのです。
……信じるか信じないかは、あなた次第。
……なんてわけないですよね。
きっと、血豆かなにかだったんじゃないかと、
妄想体質の私ではない、リアリストのもう一人私がそんなことを言っています。
追記。
なにをどうやっても、下がらなかった血圧も、ここんところ、ちょっと高めだけど安定しているのも、不思議。
(最高血圧で、160〜140をうろうろ。それ以前は、200〜190とかでした)
ここ数年、100を下回ったことがなかった最低血圧も、90とかに。昨日なんかは、70台になって、目を疑いました。
そういえば、便秘も解消されつつあります。
私の体に、どんな変化があったというのでしょうか?