真梨幸子mariyukiko’s blog

【公式】真梨幸子(&マリモナミ)の最新情報

鬼滅とワニ。

news.yahoo.co.jp

 

いやいやいや、すごいニュースが入ってきました。

あの天下の電通が……。

危ない危ない……といいわれていた会社だったらまだ分かるんですが、

まったく順調で、これからも順調であるだろうと思われていた会社が、

このコロナ禍であっけなく赤字転落……というのをあちこちで見かけます。

タイタニックじゃないですが、巨大な船ほど、沈むのも早い……ということなんでしょうか……。

(まだコロナもそんなに騒がれていなかった)1年前、誰がこんなことを予想したでしょうか?

一部の占い師は「時代の大転換期」というのはわかっていたはずですが、こんなに顕著な形で「転換」が起きるとは、さすがに誰も考えてなかったんではないかしら。

 

しかし。

 

電通の黄昏は、実は数年前から伏線は敷かれていて、ネット広告が台頭してきた今、電通の未来は決して明るいものではありませんでした。

その証拠のひとつが、「鬼滅の刃」の大ヒットです。

ここ最近のヒット映画には、必ず電通が絡んでいたものでした。

「製作委員会」というシステムがそれです。

でも、「鬼滅の刃」は製作委員会ではなく、単独出資です。

これはかなりのディープインパクトなのです。

「製作委員会」という、システムが崩壊しようとしているのです。

製作現場からみれば喜ばしいことかもしれません。

なにしろ、妙な圧力と注文がなくなるのですから。

(あの商品を紹介してくれとか、この場面はカットしてくれとか、あの俳優を起用してくれとか)

(ここ最近の映画やアニメが、なんだか生ぬるくなったのは、この製作委員会が原因だ……という声を多く聞きます)

 

でも、「製作委員会」というシステムは、

ある一部の業界にとっては甘い汁を吸うストローの役割も果たしていたんですね。

たぶん、その甘い汁を一番吸っていたのは広告代理店で、それを吸うストローがなくなったら、打撃も大きいと推測します。

 

 

鬼滅の刃」に絡むことができなかった、電通(そして、他の広告代理店)。

その一方で、電通主導の「ワニ」は大失敗しています。

 

この明暗は、かなり意味があるのです。

 

電通システムの崩壊は

 

去年、いやもっと前から始まっていたのです。

というか、「電通的」な手法やシステムは、

すでに時代遅れなんです。

 

 

……いや、知らんけど。