今、公共放送で放送されている、3.11関連の歌番組
音楽で心をひとつに Music For Tomorrow。
2011年、震災直後、いちはやく来日して、オークションを通じて寄付をしたガガさん。
ガガさんが出品した、キスマークつきのティーカップを落札した人が誰なのか知らなかったのですが、
番組内で明らかに。
なんと、宮城県にお住まいの歯科医師の方が約六百万円で落札され、その後、ティーカップは宮城県に寄贈していました。
「うん?」と思いました。
宮城県といえば、被災地。
つまり、ガガさんが寄付した六百万円は、被災者が支払ったことになります。
しかもです。その六百万円、調べたら、
「日本の若者が音楽や芸術などの分野で米国に留学することを支援するプログラムに全額寄付された」んだそうです。
「うん?」
東日本大震災とはまったく関係ないところに寄付したの?
しかも、そのプログラム、たぶんアメリカの組織なんじゃないかな……。
つまり、被災者救済のために行われた(少なくともそうPRされた)オークション、
被災者の方が落札して、まったく関係ないところに寄付されたの図。
被災地救済には一円も役に立っていない。どころか、被災者の懐からお金が吸い取られている?
……ように見えました。
もともと、アメリカンセレブたちの寄付(偽善)にはちょっと疑問を感じてました。
星の数ほどの基金やチャリティ組織がありますが、集めたお金、ちゃんと、届けるべきところに届けてる? なんやかんや名目を設けて、自分の懐に入れてない?と。
……心が汚れているせいで、そういう目でつい、見てしまいます。
というか。
「オークションを通じて寄付」って。
欧米のセレブがよくやりますが。
ご自分は最小限の負担で(私物をオークションに出品するだけで)、他者のお財布から寄付しているようにしかみえないんだよな……。
チャリティーアルバムとかも、なんか、色々と裏がありそうなんだよな……。
やっぱり、私の心が汚れているからなんでしょうか?
ちなみに、私は、
寄付はなるべく現地に届いてほしいので、「ふるさと納税」か、
困っている組織や自治体に直接寄付する派です。
変な仲介が入ると、中抜きされそう……という不安が。
私の心は汚れているので、こういう考え方しかできません。
充分自覚していますので
「あんたは心が汚い! ガガさんに謝れ!」という非難はご遠慮くださいm(_ _)m
追記。
もちろん、
ポケットマネーから大金を寄付する著名人のニュースを聞くと、
心から、尊敬してしまいます。
中には、寄付行為そのものを明らかにせず、
タイガーマスクのように、こっそりと行う方も。
日本人としては、やはり、こういう静かな寄付(善意)が心に響きます。
欧米の、あの大げさなチャリティーって、やっぱり、どこか馴染めない。