真梨幸子mariyukiko’s blog

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私の終活。

早起きが苦手な私が、朝8時半、西新宿の東京医科大学病院にやってまいりました。

 

まるで、ドクターXのような、豪華な院内。

 

今日は、詳しく検査するためにやってきました。

なぜ、大学病院なのかというと。

遡ること約3週間。

それは週末のこと。

右目に、異常が。

目の縁に奇妙な黒い点が出現。

念のため地元の眼科クリニックに行ったら、よく分からないと。

悪性の可能性もあるので大学病院で詳しく検査してくださいと、紹介状を渡されました。

紹介状の宛先は、東京医科大学病院

悪性の場合、腕のいい医者がいるとのこと。

 

あ、あ、悪性?

この日から、怒涛の日々がはじまります。

週明け、早速、東京医科大学病院へ。ですが、この時は詳しく検査できる医師がいないということで、改めて予約することに。人気の大学病院、予約が取れるのは直近でも2週間後。

 

それでなくても、最悪の事態を常に想定する癖がある私。

悪性であると仮定して、まずは家の掃除と断捨離を決行。さらにエンディングノートと遺言書を作成して、死後事務処理をしていただく弁護士さん探しも。

一番の憂いは、猫姉妹。

私に何かあったら、猫姉妹をどうするか。

悶々としているうちに、予約した今日がやってきました。

 

結論から言えば。

今のところ、悪性ではないと。

しばらくは様子を見ましょう…と、3ヶ月後に予約を入れて、病院を後にしました。

 

あゝ、よかった。

ということで、近くのホテルでモーニングビュッフェ。

 

とりあえず今回は命拾いしましたが、でも、死はいつか必ずやってくる。

しかも私は究極のおひとり様。

死後、面倒なあれこれをやってくれる人はいない。

お墓は買ってありますが、下手に孤独死なんてしたら、それが自宅であっても行旅死亡人として無縁仏にされてしまう。

まぁ、私はそれでいいとしても、やはり一番の懸念は猫姉妹。

 

猫姉妹のために、私は死んでも長生きしようと思いました。

死んでも長生きって、矛盾してますけどね😅

 

 

鎌倉殿の13人 フライング視聴。 今日も「神回」

三谷幸喜さん、もはや、鎌倉と坂東武者に取り憑かれているんじゃないかしら?

というほど、毎回毎回「ほー」と唸ってしまうほどの神がかった脚本なんですが、今回の「曽我兄弟の仇討ち」の回も、素晴らしかった。

 

前半のコント仕立てと、後半のシリアス劇。

歌舞伎でおなじみの「曽我兄弟の仇討ち」を見事に調理しています。

 

本放送、もう一回見よっと。

 

 

追記。

前半は、どこかポンコツな御曹司万寿に、いい大人がよってたかって高下駄を履かせるというもの。

まさに、万寿のために企画された大掛かりなイベント、巻狩り。

この巻狩りは、鎌倉幕府の威信を示すとともに、後継者である万寿のお披露目会でもあるんですね。

次期鎌倉殿を神様に認めてもらうための儀式でもある。

が、その万寿はうさぎ1匹仕留めるとこができない。

慌てる大人たちがあれこれ工作して……という、ドタバタ劇。

このドタバタ劇、最近どこかで見たような……と思ったら、まさに、現在ニューヨークにいらっしゃる小室k劇場ではないですか。

そして、H様の高校入学も同じようなことが裏で行われていた?

まあ、こういう忖度とか小細工とかは、今にはじまったことではない。大昔から。

周囲は下駄をはかせようとあれこれ工夫をするのですが、その下駄は大概高すぎて、はかされた方は必ず転げてしまう。

万寿(頼家)もまさにそうですね。

 

ニューヨークのあの方と、そしてあの方は、どうでしょうか?

まあ、いやな予感しかしないのですが……。

 

久々の出張

猫姉妹をお留守番させて、

 

 

関西方面に出張

久々に、新幹線のぞみに乗車。

なんと、グリーン車ですよ😆

 

お弁当も豪華☺️

 

そして、約3時間後。

関西のある街に到着。

 

 

詳細はまた、来月!

 

 

 

追記。

新幹線の車窓に、東京タワーが見えてくると、

「ああ、帰ってきた……」と、なんともいえない郷愁が。

そうか、私もいよいよ、本物の東京人になったんだなぁと。

東京都には、まだ十年ぐらいしか住んでいないけど。

(過去住んでいた時期を合計すると、十六年か)。

東京都に住んでいる期間はその程度ですが、東京で働いている期間は、三十年以上

そりゃ、郷愁もわくってもんです。

 

なのに。

私がしょっちゅう夢に見る「原風景」は、川崎や横浜に住んでいた幼い頃に見た風景。

川崎は2年、横浜は1年半ぐらいしか住んでいないのに、猛烈な風景としてインプットされています。

私の小説に、川崎や横浜が多く出てくるのはそのせいです。

 

幼少期の記憶って、人生のOSです。

そのあとどんな経験をしても、絶対上書きされない。

 

梅雨空と猫

紫陽花の季節になりました。

 

 

さてさて。

ぞぞぞっとする怖いはなし」(宝島文庫)が本日発売です。

私は、「献本リスト」と「最後のひとり」を寄稿しています。

 

そして、幻冬舎さんから素敵な本をいただきました☺️

猫の俳句集です。

 

 

では、私も一句。

「モナミちゃん  新しいベッドで 溶けてます」

 

「そのベッド 私のものよ おどきなさい」