世間は広島優勝に沸いている中、私は「華族」を特集した番組にかぶりつき。
七十余年の短い「華族」制度の中、本当に繁栄していたのは多分20年ぐらい。
基本、職業を持たずに資産運用で生活していた華族は、度重なる戦争、世界恐慌、関東大震災で次第に資産を失い、昭和に入る頃には「家宝」を売りさばいてようやく暮している有様。そして、第二次世界大戦、敗戦、華族廃止で、あっという間に散ってしまいました。
「華族」制度は、明治維新に際し、それまでの大名と貴族をどうにか存続させるために作られたシステムに過ぎず、短命で散る運命だったのかもしれません。
ところで、華族制度廃止後、6人の子供を抱えて料亭旅館をはじめた肝っ玉伯爵令嬢、立花文子様の一生は、まさに朝ドラ向きなんですが。
そう遠くない未来、実現するかも。
タイトルは、「なんとかなるわよ」