公共放送は、時折、ベッタベタのハーレクインロマンスドラマを放送します。
しかも、ヒロインは中高年。
韓流ドラマとレディコミとロマンス小説の、更年期バージョンという感じでしょうか。
冴えない「平凡」なおばさんが、実力と才能と金と地位もある若いイケメンから言い寄られる。……そんなことあるわけないじゃん!
と思ったのですが、ドラマの番宣を見て、不謹慎ですが、例の某二世俳優の事件を思い出しました。あの事件を「ロマンス」という妄想の中で料理をしたら、案外、こんなドラマになるんじゃないかと。
なにしろ、出会いが、ホテルの部屋。男は客で、女はホテルに出入りしているクリーニング店員。
どうしても連想してしまい、その現実とのギャップにもやもやしすぎて、番宣を見るのすら苦痛でございます。
多分、このドラマは私のようなおばちゃん視聴者を対象にしているんだと思うんですが。。。
確かに、この歳になると、時折、無性に「ロマンス」ものを見たくなるんですが。
でも、あまりに現実離れてしていると、むしろ恥ずかしいというか、イライラするというか、ムカムカするというか。
「ほら、やっぱりおばちゃんは、若くて金を持っている男に飢えてんだよ」と鵜呑みにし、おばちゃんに悪さしようとする男が出てこなければいいのですが。
こんなことを考える私の性格が、悪いだけかもしれません。
追記。
金も地位もある若い女が、お金もオーラもない平凡なおっさんを見初めて恋に落ちる……と逆にしたらどうでしょうか? ……いや、意外と悪くないかもw
これ、次の連載のネタにしてみましょう。