BS12で、「ありがとう」シーズン3を再放送中。
もちろん見ているのですが、特に大空眞弓さんから目が離せない。
「ありがとう」シーズン2の憧れの綺麗なお姉さんキャラから、ちょっとガサツな江戸っ子姐さんに。
役柄によってここまでキャラを変えるってつくづく凄いな……と思っていたら、なんと。
はじめは、分かりませんでしたよ。それほど、役に入り込んでいる。
いやみな老婆の役に。
ちなみに、うちの母は、勤め先の客に「大空眞弓に似ている」と言われたことがあるらしく(多分お世辞。だって、私から見たら全然、似ていない)、大空眞弓がテレビに出るたびにニヤニヤしていたものです。
なるほど、お年を召された今、母とどことなく似ている気もしなくはありません。
それにしても、「ありがとう」シーズン3は、日本が大不景気に突入した昭和48年から49年に放送されただけあって、ドラマの中でも「不景気」「お先真っ暗」「絶望的」などといったネガティブなセリフのオンパード。
そういえば、この年、私の中でも大事件が起こり、私の人生もお先真っ暗になったことを思い出しました。そのせいで、小学三年生にして頭髪の大半が白髪になるほど。精神状態によって白髪になるっていうのは、都市伝説ではないのです。私自身が経験しています。
でも、人間、生きてみなくちゃ分かりません。
あれほどの絶望を味わっても、今、マリモさんと幸せな余生を送っています。
こんな愛らしいマリモさんと毎日ラブラブできる、素敵な余生を。