今年は、文庫が2冊と単行本が3冊出版される予定です。
これでも、私的には、かなり仕事をしている気がしているのですが、世の中の売れっ子さんは、連載を抱えながら、月一で本を出し……。
なんで、そんなにお仕事、できるんだろう?と。
というか、先細りの出版業界で、それだけお仕事ができるのが羨ましいです。
過去、私は何度も出版見送り、あるいはお蔵入りを経験していますので、今もその恐怖があります。
「……これは、ダメですね。うちからは出せません」
幾度となく言われたその言葉が、今も、私の頭の隅に響いているのです。
なので、渾身の一作でないと担当さんにお送りできない……という強迫観念があります。
で、何度も推敲したり、何度も書き直したりしているんです、これでも。
なので、今の仕事量でいっぱいいっぱい。
今年は徐々に仕事量を減らそうか……と思っていたところでしたのに。