マツコ・デラックスさんの番組で、
某アイドルグループの総選挙があったことを、今更知る。
で、結婚宣言があったんですって!
それについて、マツコさんが的確に喩えていました。
キャバ嬢。
でも、私は「遊郭」を連想してしまいました。
かつての遊郭は、体を売る…というよりも「疑似恋愛」というお遊びが主流だったと聞いたことがあります。
客に惚れさせて、次から次へと金をつぎ込ませる。
昭和のヒット曲じゃないんですが、いわゆる「夢芝居」。
そういう意味で、アイドルの「恋愛」は御法度なんじゃないでしょうかね。
アイドルは、ファンと疑似恋愛をしなくてはならないので。
このツートップぐらいじゃないでしょうか? ファンからも許されるプライベートな恋愛は。
とはいえ、アイドルだってプライベートな恋愛をしてもいいと思います。お年頃ですから。
でも、それを上手く隠すのがプロじゃないのかと。
美しく嘘をつき華麗に騙し続けるのも、アイドルの使命。
これが、意外と難しいんですよね。それに、最近は、なんでもかんでも暴露するのが流行っている。
かつてのアイドルに、後年、「実はあのときは…」などと、えげつないことを暴露された日には。夢中になっていた自分が可哀想過ぎてw
さて。
私もかつて、あるアイドルにどっぷりハマったことがあります。
フィンガー5です。
その頃、家庭で色々とあり、私はプチ反抗期。精神も病み、小学生ながらグレる一歩手前でした。それを救ってくれのがフィンガー5なのです。
まさにアイドル、神でした。あの頃の私の頭の中を覗いたらフィンガー5一色だったに違いありません。
当時の写真が、奇跡的に残っていました。
(昭和の定番、フランス人形までw)
ところが、そのフィンガー5がアメリカに行ってしまったのです。
私にしてみれば「フィンガー5に捨てられた…。もう生きていても仕方ない」と、もう本当に自殺する勢いでした。
それだけの影響力を持つのがアイドル。その人にとっては生活のすべて。もはや、神です。
ハンパな覚悟ではなれないものだと思います。
ちなみに、そのとき自殺せずに済んだのは、次に夢中になれるものと出会ったからです。
それはとある漫画。
小学校の高学年から中学生まで、どっぷりとハマっておりました。
ハマりすぎて、学年トップから最下位すれすれまで成績が落ちるほどに。
その後、(リアルタイムではありませんが)グループサウンズ、田村高廣様、ジェフ・ベック先生と対象は変わっていきましたが、その時々で、私を生かす「アイドル」だったのは間違いありません。
…田村高廣様、ジェフ・ベック先生はアイドルか?という疑問は、この際、置いておいてw
今回、結婚宣言をしたアイドルのファンも、すぐに他に夢中になれる対象を見つけることでしょう。
でも、「裏切られた」その瞬間の心の傷は、もしかしたら死ぬまで残るかもしれません。