案の定、伊豆山の土石流の起点となった盛り土は、
産業廃棄物の墓場でした。車まで廃棄していたとは。
前の記事に、「イケナイ土」が運び込まれているんじゃないか?と妄想しましたが、
ミステリー作家としては、他にも「イケナイ」ものがたくさん埋まっていたのではないか?とつい妄想してしまいます。
私に限らず、
ミステリー好きの人ならば、不謹慎ながら、こういう妄想をしてしまった人もいるのでは?
「発覚してはいけない死体が捨てられていた可能性もあるのでは」と。
ミステリー小説やドラマでは、死体の処分場所として山の中に埋める……というのがあります。
が、これは創作の中だけではなく、実際に、山に埋められケースは多いのではないかしら。
しかも、毎日のように残土が捨てられている場所ならば、どさくさに紛れて、死体を紛れ込ませることができる。
闇の世界の住人たちの、死体処理にうってつけの場所だった可能性は?
……そんな妄想が止まりません。
もう職業病です。
いずれにしても。
崩壊起点のあの場所は、土だけではなくいろんなものが廃棄されていた可能性があります。
そして、今回の大雨で、それらがすべて流れ出した。
隠したものが、あらわになったのです。
あの泥の中には、約15年分の「隠したい」イケナイものがつまっている。
今、救助隊が懸命に救助活動していますが、
とんでもないものが見つかる可能性もあるんではないでしょうか?
現実は小説より奇なり。