オリンピックの選手村として使われている晴海フラッグ。
大会後は住宅として使用されるのですが、すでに販売ははじまっていて、
八月末には、2回目の募集がはじまります。
信じられないことに、価格は据え置き。
1回目の募集とほぼ同額(1回目も、その安さに驚きましたが)。
マンション価格が日々高騰している現在、
「え。中央区でこのお値段すか?マジですか?」という驚愕のお安さなのです。
たぶん、都下といわれている、二十三区外のエリアよりも安いかも。
だからといって安普請というわけではなく、間取りも設備も仕様も高級マンション並み。
普段、湾岸や埋立地をディスっている私ですら、
「ちょっと、見学会に行ってこようかしら……」と心がぐらついています。
いくら最寄り駅から遠いとはいえ、自転車を15分こげば銀座に行けるような立地で、この価格は、奇跡といっていいでしょう。
この価格に引っ張られて、他のマンション価格も暴落しちゃうんじゃないの?というインパクト。
でも。
ストリートビューで見る限り、なんかパッとしないんですよね……、晴海フラッグ。
まあ、ストリートビューはたいがいそうですが。
どんな華やかな街も、ゾンビが潜んでいるようなゴーストタウンのように見えてしまう。
それに、ストリートビューの撮影時は、晴海フラッグはまだ工事中。だから、パッとしないのかもしれません。
でも、でも。
テレビで見る、最近の晴海フラッグも、なんだかどんよりとしているんですよね……。
なんだろう、ホラー映画の舞台になりそうな、巨大団地群……という感じで。
ロケーションとしては、最高のはずなのに。
(CMとかでよく使われる、例のツインタワマンは目と鼻の先。レインボウブリッジだってある)
やはり、こんな時ですから、あえてテンションを下げて、地味ぃぃぃに見せているのでしょうか?
それにしてもな……。
晴海フラッグって、確か、元々はモーターショーとかが行われていた展示場ですよね?
会社員時代、何度か行ったことがあります。
あのときは、そんなにどんよりとしたイメージはなかったのですが。
(ただ、交通の便が悪すぎて難儀はしました)
でも、土地というのは、住民の集合意識でイメージは変わるものです。
晴海フラッグは、どんな街になるのか。
まずは十年後ですね。