真梨幸子mariyukiko’s blog

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映像の世紀からみる、オリンピックの本当の意味。

映像の世紀。1964年の東京オリンピック特集です。

このオリンピックも問題続出で、オリンピックを支持していた人は少なかった……という母の記憶は正しく、当時の国民の関心は想像以上の薄さでしたw

ただ、オリンピックの聖火リレーがはじまった2ヶ月前ぐらいから徐々に盛り上がってきて、開会式で、それまでのことが嘘のようにどっかーんと興奮のるさぼとなった……そうです。

今回は、どうなるでしょうか?

 

で、開会式前日に、こんな衝撃的なことが。

news.yahoo.co.jp

 

しかも、この解任劇は、ネット右翼ネトウヨ)で有名なとある人が政府高官にちくり、その高官がアメリカの(最も影響力のある人権)団体にちくり……という、訳のわからないことになっています。

(はじめは面白半分で「コバケンもヤバイことやっているよねー」とアングラ系雑誌が過去ネタを掘り起こしたみたいですが、一瞬にして、世界規模の醜聞となった)

で、当該ネトウヨさんの方の書き込みを見ると、オリンピックには賛成。なら、どうして?と。

思うに、左寄りの人に人気が高い「サブカル系」。それが、保守派の反感を買ったのではないかと。

 

で、問題になった「お笑いネタ」の箇所を見てみましたが、これ、前後の流れを見ないと判断できません。

切り取られた部分だけを見ると確かにダメなんですが、でも、もしかしたら、全体的な流れは「ホロコーストはダメだよね」という意味が込められていたのかもしれません。それをブラックジョークに変えたら、あんな形になったのかもしれません。

 

というか、「映像の世紀」を見ても感じたのですが、

「オリンピック」は、ホスト国が持つ闇(問題点)が暴かれ、試されるシステムでもあるんだな……と。

で、今回の開会式をめぐる一連のドタバタは、電通文化とサブカル人脈に審判がくだった形です。

そして、誰もいなくなった?

 

いいえ、野村萬斎さんが残った。

野村萬斎無双伝説のはじまりです。

 

なんか、開会式、ますます楽しみになってきました。

いったい、どんな形で仕上げてくるのか。

 

追記。

今回の、小林賢太郎さん解任劇。

アンチオリンピック派の中からも動揺の声が。

で、その八つ当たりなのか、アメリカの人権団体にタレ込んだ政府高官を叩き始めました。

(いつものは人権、人権とうるさい方々が、一転「なんでタレ込んだんだ!」と逆ギレ)

カオス。カオスすぎます。

訳のわからない展開です……!

 

でも、雨降って地固まる。

 

これで、国民の心がまとまればいいな……と。

(いや、リアル社会では、オリンピック楽しみにしている人のほうが多いと思いますよ。ネットという架空空間にはアンチの声が大きく響いてますが)

 

しかし。

最近の雨は、激しいから。

雨降って土石流……なんてことにならないことを、切に願いますm(_ _)m

 

追記2

 

でも、なんでオリンピックを成功させなければいけない側の人間が、オリンピックが中止になりかねないようなことを?

不思議でしたが、色々と経緯を辿ってみると、

アンチオリンピック(リベラルの一部)が、昨日の段階で問題の動画を見てかなり騒いでいて、その一人はヤフーの記事にもしてしまった。

アンチオリンピックの方々が「解任しろ!」「国際問題だ!」と、またやいのやいの騒ぐのは火を見るより明らか。国際的にも責められるのは必至。

ならば先手を打つしかない……と政府は考えたのだと思われます。

で、オウンゴールのような動きに出た。

結果、振り上げた拳をどこに下ろしていいかわからなくなった人権派リベラルな方々が、

ホロコーストではない!小林氏は悪くない! タレ込んだ政府高官が悪い!」と、

カオスなことを言い出しました。

矛盾が矛盾を生んでいるのが、今。

 

私のような妄想家には、これ全部、黒幕がしかけたことなんじゃない?と見えてしまいます。

つまり、開会式も閉会式もすべて準備がととのった段階で、小林氏を切った……という妄想です。

もしかしたら、開会式・閉会式スタッフ内部で壮絶な内輪揉め(内ゲバ)が発生していて、それを納めるための手段として、このタイミングで、例の動画を利用した。

……考えすぎですかね?

いずれにしても、小林氏の上には、さらなる「影の総監督」がいるのだと推測します。

つまり、小林氏がいなくても、式(ショー)は成立する。

だから、早いうちに不都合な芽を摘み取っておこう……ということなのかもれません。

 

 

追記3

表現者は、下手に権威的な催しものに近付かないほうがいいと思います。

今回のように、過去の黒歴史を暴かれるし、どんなに反省していても総叩きにあって

キャリアそのものが台無しに。

表現そのものも、制約が多くなりますしね。

 

表現者は、

勲章からも権威からも遠い場所で。

それが、「自由な表現者」として生きていくための基本だと思われます。

 

え?

私だったらどうするか?

そういうオファーがあったら?

うーん、一瞬、迷いますね。親が生きていたら「親の喜ぶ顔が見たいから受けちゃおう」ってなっていたかも。

でも、その親も亡くなってますので。

受ける理由はないですね。

というか、そんなオファーが来るはずもなくw

私は一生、アングラで、自由に表現していきたいと思います。