ここ最近の、派手で華美な開会式とはまるで違う、
かなりシンプルなものに仕上げてきましたね。
賛否両論あると思いますが、コロナ禍という制約の中、
「手作り」の開会式という感じで、私にはかなり好印象。
まるで、素材の美味しさを追求した、飾らないお寿司のよう。
ソースや調理法で素材の原型を留めない豪華な料理もいいのですが、
やはり、日本文化の真髄は、素材を生かすことにあります。
開会式は選手入場がメインである……という本来の意味を久しぶりに感じることができました。
(最近のオリンピックは、派手なショーがメインとなり、選手入場が添え物になってましたからね)
というか、今現在、演者がわんさか出るようなど派手なショーをしたら、世界中から叩かれそうです。
(でも、派手演出バージョンも見てみたかったかも……)
選手入場のプラカードを持つ人とか、選手の花道の脇に立つボランティアさんたちも、
一般人(普通の人々)……というのがよかったです。
今までのオリンピック、モデルのようなやけに綺麗な美女がハイヒールをはいて……というのが主流でしたから、ある意味、新鮮。
というか、「多様性」を求める最近の世界的傾向を鑑みれば、
これからのオリンピックは、「お飾り」的なコンパニオンを起用するほうが、問題視されそうです。
選手たちのユニフォームも、ラフでしたね。
(トレーニングウェア……という国が大半でした)
ファッションにうるさいイギリスやフランスまでも、質素にまとめてきました。
(スカートを履く女性アスリートが極端に少ないのも、時代を反映していますね)
いずれにしても、今後のオリパラの方向性を決める大会になったんじゃないでしょうか。
「豪華さを競い合うもの」から、「本質を重視する」ものへと。
しかし、選手もスタッフもポランティアも偉い人も、すべてがマスク……。
ある意味、壮観でした。
唯一無二のオリンピックになりそうです。
でも、、GPSのアレはすごかった!あれは、本当に凄い!
鳥肌でした。
国立競技場近くにお住まいの方、生で見たんでしょうね。羨ましい……
追記。
国立競技場の素材は「木」。なので、聖火が灯せないかも!という噂がありましたが、
なるほど、ああいう形にしましたか。
まるで、富士山が噴火しているようで……。
あ、もしかして。
今年の夏に富士山が噴火する……という予言は、このことなんでは?
追記2。
予言といえば。
15年ぐらい前に、なだぎ武さんが占いの番組に出演していて、
占い師さんに、「あなた、十数年後には世界的な舞台に立っているわよ」と言われていたことを思い出しました。
まじで、当たっているじゃない!
これ以上ない、世界的な舞台よ!
なだぎ武さんをみつけたときも、鳥肌たちました。
追記3。
一時は、参加する国はほとんどなくて「国体」みたいになるんじゃないか?と危惧していましたが、参加国の多さ!
あの選手団の多さに、感動。
それにも、鳥肌でした。