パラリンピック開閉会式の予算について、「160億円」という額が一人歩きしています。
色々と調べてみたら、確かに当初はその予算だったようです。
でも、延期が決まって予算が5分の1に削減、たぶん、無観客になってさらに削減されたと予想されます。
仮に、5分の1削減だとして。
160億円÷5=32億円。
開閉会式は合計4回行われますから、1回の式の予算は、
32億円÷4=8億円。
まあ、庶民の感覚からしたらかなりの高額ですが、
あの規模の式なら、仕方ないかな……と。
ドローンと花火と聖火台も含めてですからね。
というか。
予算が5分の1に削減されて、さらに辞任につぐ辞任の上、とどめの解任劇。
それであの開会式だったら、及第点ではないかと思うのです。
思うに、去年、開会式チームが一度解散したのは、予算が削られたので計画していた案を実行できなくなった……という事情もあるんじゃないでしょうか。
でも、160億円予算の、ド派手バージョンの開閉会式も見てみたかったのは本音。
リオのオリンピック閉会式で見せた、あの日本のパフォーマンスはめちゃカッコ良かったものな……。
あれがあったから、みんなの期待値が上がってしまって、だから酷評する人もいるんじゃないでしょうか。
IOCの方々は、結果的に開閉会式にいくらかかったのか、それもちゃんとクリアにすべきだと思います。
でなければ、誤解が誤解を生んで、尾鰭がついてしまいます。