小さな羽蟻が、関東一円で大発生したという件。
うちの部屋にも。
「なんか動いている!」と、猫姉妹がハイテンションになっていました。
で、ふと思い出したことが。
埼玉県某所のマンションに住んでいたときも、原稿を執筆中、(ダニより一回り大きくアブラムシより一回り小さな)虫が数匹、キーボードの上を彷徨っていました。で、ディスプレスを凝視すると、そこにもいる。さらに周囲を見てみると、デスクの上のあちらこちらに、その虫が。
そのときは、ドライフラワーがデスクに飾ってありまして、それが原因かな?と。ドライフラワーにはシバンムシという胡麻状の虫がつきますので。
でも、その虫は、どちらかというオフホワイト。黒胡麻状ではない。でも、シバンムシの仲間かな?ぐらいの感覚でした。
なので、ドライフラワーを処分して、デスク周りを掃除して、殺虫剤を散布して。
これで解決かと思いきや。
窓、カーテン、床、ソファ、冷蔵庫、キッチン、コップ、皿、ベッド、携帯電話、果ては財布の中にまで!
もう、まさに大量発生でございました。
なんで、こんな寒い真冬に?と思いました。
そう、あれは確か、二月の終わりごろだったと思われます。
バルサンを2回ほどたいて。
それで一旦いなくなるんですが、一週間もするとまた現れるんです。
もう、恐怖そのものですよ。
またバルサン、たかなくちゃな……と思っていたときです。
あの、大地震がやってきたのです。
そう、3.11。
地震のあとも謎の虫は大量発生し続け、半年ぐらいしてようやくいなくなったのですが。
もしや、あの虫は、それこそ「虫の知らせ」だったのでは?
そもそも、なぜ「虫の知らせ」という言葉があるのか?
それは、昔から、「虫」の大量発生や異常行動は災害とリンクしていると……と思われていたからではないでしょうか?
なにもなければいいのですが。