正直、例のごたごたが数年続いて、皇室から心が離れそうになっていた私です。
なんなら、「もう、皇室の役目は終わりなのかもしれない」と思うことも。
それまで、なんの疑いもなく皇室をありがたがっていた私にとって、あのKK事変は本当に衝撃で、心がレイプされたような悲しみでした。
大切大切にしていたアイデンティティを破壊されたというか。
でも、敬宮さまの成年のお姿を見て、久しぶりに、心の傷が癒された感じです。
「そうよ、そうよ、これこそが皇族のお姿……」と。
皇族も人間なので、泥臭いところもございしましょう。闇もございましょう。欲もございましょう。
「ありのままで生きたい」と思われることもあるでしょう。
でもね。
服を着て生きる定めを選んだホモ・サピエンスは、そもそも「ありのまま」では生きられないのです。素っ裸では生きられないのです。
服はもちろん、体面とか思想とか美学とかルールとか義務とか倫理とか文化とか伝統とか社会性とか立場とか、そういったものを纏いながら生きるのが、人類なのです。
どんな人も、なにかしらの「定め」を纏って、折り合いをつけながら、そして不自由と闘いながら生きている。
時には窮屈に思うこともありますが、まあ、仕方ありません。性器を丸出しして生きる猿には戻れないのですから。
それでもやっぱり「ここにはいたくない!自由になりたい!」と、例の方はお立場と祖国を捨てておしまいになりました。
民主主義の世の中ですから、その意思を止めることはできない。
それならば、もう、皇室そのものを廃止にしたほうがいいんじゃないか?
こんなことがこれからも続くかと思うと、それを見ている国民側も耐えられない。
……そんな投げやりなことを考えていたところに、敬宮さまの立派なお姿が!
あまりの品格と風格とオーラ、そして凛とした眼差しに、KK事変のヘドロが一気に流された。
半世紀以上生きていますのでいろんな皇族を拝見してきましたが、敬宮さま、ちょっと別格なんじゃないでしょうか?
あまり神格化するのはよくないと思うんですが、……いやはや、とにかく凄いオーラです。
二千年以上の皇室の血統がぎゅっと凝縮されたような。
こんなことを言うと、このブログも凍結される恐れもありますが、
女性天皇、やっぱりアリなんじゃないのかしら?
せめて、国民投票で決めませんか?
……ところで。
今月は、我が家の絶対女王の誕生月でもあります。
毎年、手作りの猫つぐらを献上していたのですが、今年はちょっと忙しくて作れず。
どうしよう……と悩んでいたら、とても素敵なつぐらを発見!
段ボールつぐらです。迷わず、ポチり。
それが先日、届きました!
マリモ女王が、さっそくおでまし。
(どれどれ。ちょっと試してみようかしらね)
(あら、悪くないわね)
モナミちゃんも登場。
(やっぱりきたわね。ダメよ! これはアタクシの〝つぐら〟ですわ!)