今月はじめ(6日)に動物病院に行ったときは
4.4kgあったモナミちゃん。
今週の月曜日(13日)は4.01kgまでに減少。
モナミちゃんが謎の不調に見舞われたのが、先週の木曜日の9日。
その前日からご飯を残すようになり、ちょっと食欲不振。
で、9日に、うっすらと血がまじった胃液を吐きました。
大慌てで行きつけの病院に電話をしたのですが、とりあえず様子を見て……との指示。
その日はまだ元気があったのですが、なにしろ、食べない、飲まない。
最後の頼みの綱、ちゅ〜るですら!
まんじりともせず朝を待ち、朝イチで病院に駆けつけました。
症状から胃腸炎ではないかと診断。
その日は点滴と薬を打ってもらい、帰宅したのですが。
結局、その日もまったく飲まず食わず。
で、翌日も点滴を……の繰り返し。
その間、悪い妄想ばかりしてしまい、私まで食欲がなくなり。
泣いて暮らした週末。
月曜日の朝になっても、好転せず。
相変わらずの、飲まず食わず。
モナミちゃん、みるみる痩せて行って、ぐったりしています。
もう、だめかもしれない。
♪何でもないような事が 幸せだったと思う♪
「ロード」の一節が、頭の中をぐるぐる巡ります。
ごはんを食べる。こんな当たり前のことが当たり前でなくなるなんて。
食欲って、実は、全然当たり前のことでないんですね。
食欲って、すなわち生きる証。食欲があることじたいが、奇跡なのかもしれない。
その食欲を奪われたモナミちゃん、もしかして……。
「万が一のとき、自分のメンタルが壊れないように」と、最悪のケースを繰り返しシミュレーション。
覚悟を決めて、その日も点滴を打ちに病院へ(キャリーケースの中のモナミちゃんの軽さに涙がとまらず)。
五日間飲まず食わずのモナミちゃん、病院にいっても一ミリも抵抗せず。なすがまま。
いやがる気力すらなくなってしまったようです。
100ミリℓの点滴を打っても、軽いモナミちゃん。
帰りのタクシーの中でも、にゃーの一声もありません。
「おとなしい猫ちゃんですね」というタクシーの運転手さんの言葉に、思わず涙ぐむ私。
家に戻っても、ぐったりとしてキャリーケースから飛び出してこない。
「もう出てきていいよ」と持ち上げると、ますます軽いモナミちゃん。
私の涙腺も、いよいよ崩壊。
それでも、もしかしたら食べてくれるかもしれないと、一縷の望みに縋るように
家中に、ちゅ〜るやら、カリカリやら、とりささみの水煮やら、マグロのペーストやら、スープやらを置いておきました。
で、その夜。うとうとしていると、なにやら、「ぴちゃぴちゃ」という音が耳元で。
音の方を見てみると、モナミちゃんがとりささみの水煮を入れておいたお皿にガッツているじゃないですか!
「モナミちゃん!」と声をかけたいところをぐっと抑えて、静かにその様子を見守りました。
で、翌朝。
家中に置いておいた、ちゅ〜るやら、カリカリやら、とりささみの水煮やら、マグロのペーストやら、スープやら…が、満遍なく少なくなっている!
(念の為、マリモさんは別室で暮らしてもらってましたので、マリモさんが食べたわけではない)
で、火曜日頃からいつもの食欲を取り戻し、今日はカリカリを完食!
あ……よかった。
食べている姿が、これほどありがたいなんて!
とりあえずは一安心。
さてと。ちょっと買い物に行ってくるか……
と、何日かぶりに鏡をみてみたら、私の顔がげっそりとゾンビのようになってましたw
(あなたこそ、お大事にね!)