私、正直、「ヒカル」という人を知りませんでした。
どんなに稼いでいても、トップユーチューバーでも、実は世間的な認知は低いんじゃないかな……というのが、アラカンの私の考えです。
ヒカキンという方はテレビに頻繁に出ていますのでさすがに名前だけは知っているのですが、どういう芸風なのかはよくわからない。
今現在、ジェネレーションギャップというのが激しくて、若い人には認知度抜群でも、中高年以上にはあまり知られていない……という現象があちこちにあります。
で、そのギャップを埋めるのが、オワコンと言われているテレビなんですね。
なんだかんだいって、やっぱりテレビの影響力って凄いんです。
「マス」メディアですからね。
一方、ユーチューブなどの配信サイトは、「パーソナル」メディア。
(悪く言えば、内輪受けメディア)
百万人の登録者数を誇っても、テレビの深夜番組の視聴数にも敵わない。
(視聴率2%でも、200万人の視聴者がいる計算です)。
お金が動く……という点でも、テレビショッピングにも敵わないんです。
(テレビショッピングは、時間によっては1時間で数億円を売り上げる)
もっといえば。
動画サイトは主に「ユーチューブ」ですが、これ、「ユーチューブ」が消滅したらどうなるんだろう?と。
テレビに喩えるなら、日テレしかない世界で、タレントたちが凌ぎを削っている状態です。
日テレがなくなったら、タレントたちは路頭に迷う運命。受け皿すらない。
出版に喩えるなら、講談社しかない世界で、作家たちが……(以下同)
動画配信文化の未来を握るのは、ユーチューブ以外のサイトが登場するか否か。
今の状態は、ユーチューブ独裁状態。
独裁はいつかは消え去る運命です。
(または、なにかにとって変わられる運命)
そのとき。ユーチューバーたちはどうするのか。
そんなリスクマネージメントも今のうちに考えておいた方がいいかもしれません。
なんて偉そうに言っているけど、あなたのチャンネル、閑古鳥が鳴いているじゃないw