低気圧による頭痛で、今日1日ぐったりしてました。
昨日の晴天がうそのようだわ……
そして、「鎌倉殿の13人」をBSにてフライング視聴。
ますます、「仁義なき戦い」な極道満載の回でした。
同じく鎌倉政権樹立を描いた「草燃える」のときは気が付かなかったのですが、鎌倉政権って、本当にヤクザそのものです。
そして、北条義時もいよいよ本格的に「極道」に身を沈める覚悟を決めた回でもありました。
(政子も、いよいよ本格的に御台所として覚醒する回で、後の尼将軍の布石でもある回でした)
今日は「鎌倉は恐ろしいところだ」というセリフが何度もありましたが、実際、鎌倉に行くと、なんとも暗く沈んだ気持ちになるんです。それこそ、頭痛がはじまります。
おしゃれで人気のある土地でありますが、実は、私は苦手なんです。
高校時代、「草燃える」の聖地巡礼を何度かしたことがあるんですが、とにかく頭痛がひどくて、しかも変質者に付き纏われたり、心霊現象としか思えない妙な体験をしたりと、踏んだり蹴ったり。
たぶんそれは、鎌倉で死んでいった者たちの恨みが今も残っているからなんではないかと。
私的には、鎌倉そのものが、「事故物件」。
同じようなことが「京都」にも言えて、京都に行こうとするたびに、信じられない事故にあったり、殺人鬼に追いかけられる夢をみたり、体調を崩したり。
古都って、どうも私と相性が合わない。
それでも、好きなんですけどね、鎌倉も京都も。
しかし、「鎌倉殿の13人」。この後も血で血を洗う抗争裏切り殺戮が続き、頼朝なき後は、さらに残酷な身内同士の争いに発展するのですが、もはや「ゴッドファーザー」ですよね。
(日本という国は、どれほどの抗争を繰り返してきたのか……)
やはり最終回は、「祇園精舎の鐘の声……」で締めていただきたい。
「草燃える」が、確かそうでした。
あれは、大河ドラマ史上、もっとも美しい最終回でした。