結局のところ、イーロン・マスク氏もただの「経済人」なんですね……。
人口が増え続けることこそがベストで、人口減少になった消滅するなんて。
人口を労働者数としか捉えてない。
マスクさんもいよいよい、詰んできましたか?
そもそも、今ですら人口は飽和状態なんですって!
これ以上増えたらヤバいんですって!
「Universe25」という実験をご存知でしょうか?
外敵なし、食べ放題、セックスし放題、遊び放題の「マウスたちの(平和な)楽園」を作ったら、その楽園の中でマウスたちはどうなるか?というのを観察した実験です。
どうなったと思います?
ある時期までは個体がどんどん増えていきました。が、突然個体は減少し、ついには一匹もいなくなってしまったんですね。
共食いをはじめるとか争いをはじめるとかじゃなてく、交尾をしなくなったり、ひとりでいることを選ぶ個体が多発して、子孫を残そうとしなくなるのです。
(私みたいなおひとりさまも増えていくです。……身につまされる)
生物は、ある程度個体が増えたら滅ぶ運命にあることを示唆した、衝撃的な実験です。
人類滅亡のきっかけは、感染症や戦争や隕石落下や核兵器や大洪水や大地震や大噴火ではなく、なんと「平和」だというのです。
平和のもと、どんどん個体を増やしてしまったときに、滅亡へのカウントダウンがはじまる。
(恐竜もたぶん、それで滅んだ)
そういう意味では、先進国で人口が減少しているのはとても興味深いことなのです。
戦争も飢餓もなく、医療体制も整っている先進国でなぜ、人口が減少するのか?
その答えは、「平和」に隠されている?
信じるか信じないかは、あなた次第!
いずれにしても、人口減少は止められない。
経済人(特に富裕層)にとっては、これほど不都合なこともないでしょう。
だって、大量の貧民から労働と金をむしとって成り立っているのが、彼らの地位です。
大量生産という今のシステムが崩壊したら、まず最初に彼らが路頭に迷います。
だから、いまだに「人口を増やせ」などとのたまうのです。
でも、もうその時期はすぎたように思います。
これからは、人口減少を見据えた、新しい経済システムが重要になってくると思われます。
追記。
人口を増やす手取り早い方法のひとつに、「一夫多妻」があります。
日本も、認めたらどうでしょう?
もちろん誰も彼もじゃなくて、複数の妻を養える能力と経済力がある人に限って。
一夫多妻の国では、たぶん、人口は減少していないと思われます。
ずっとずっとなんやかんや戦争をしている中東の国々、でも極端に人口は減ってない。
それが、ひとつの回答なんじゃないかな……と。