「秋篠宮」という本が売れているようです。
この装丁、画期的ですよね。
でも、既視感もあります。
そう、こちら。
さらに、こちらも。
どれもベストセラーになっています。
でも、書店員さんから聞いたことありますよ。
「白い本は、汚れやすい。だから、返本できないので売り切るしかない」と。
どうやら「白い本」は、返本を減らすための版元の作戦でもあるようです。
(日本の場合、仕入れた本は、期間が過ぎたら返本することができます。ただし、サイン本や汚れが激しい本は返本することはできません)
つまり、「白い本」は、書店さん泣かせでもあるのです。
一方、版元からすれば、なにがなんでも売りたい〝訳あり〟本でもあります。
そして、実際ベストセラーにもなっています。
「白い本」は売れることが約束された本だということです。
あと、白い本には、もうひとつの約束が見え隠れします。
「絶歌」も「あの日」も、世間を震撼とさせた事件の張本人が出した本です。
「懺悔」とか「告白」とか「暴露」の意味合いが強い内容で、激しい賛否両論が約束された内容でもあります。絶賛する人もいれば、激しく批判する人もいる。つまり、炎上本。
「秋篠宮」という本、なぜ、白い本にしたのでしょうか?
「絶歌」や「あの日」のような、激しい賛否両論を見据えたからでしょうか?
「炎上」することを覚悟してのことでしょうか?
いずれにしても、「白い本」を見かけたら、発売された裏を想像すると面白いかもしれません。
追記。
ここ最近、カリカリの前に必ず猫草(猫サラダ)にがっつくまりもさん。
食べる順番を気にいているようです。
血糖値を急激に上げないためには、まずはサラダよ!