今、映画レビュー系動画で大きな話題になっているのが、『“それ”がいる森』。
とにかく、みなさん声を揃えて「クソ」を連呼。
「人類史上ワーストワン」とまで言い切る方も。
とにかく、凄まじく「クソ」なんだそうです。
でも、そんなレビュー動画、どれも熱量が凄いんです。
中には、約一時間、どこがどう「クソ」なのかをものすごいパッションで語っていらっしゃる。
一度の動画では物足りず、二度、三度と動画を上げる方まで。
……これ、ある意味、みなさん「ハマ」ってませんか?
なんか、めちゃくちゃ見たくなったんですけど。。。。
アマゾンプライムビデオにアップされたら、早速見てみようと思います。
しかし、中途半端に可もなく不可もなく……という作品より、徹底的に「クソ」を目指したほうが、人の脳裏に深く刻まれるのかもしれません。
歴史的に、当時は酷評されていた作品や芸術も後に評価される場合が、ときどきあるしな……。
日本映画の三大「クソ映画」といえば、
「幻の湖」「北京原人」「シベリア超特急」が有名ですが、どれも、今ではカルト映画として人気を誇っています。「シベリア超特急」なんか、「シベ超」とか呼ばれてシリーズ化までしてますしね。
私が特にお気に入りなのは「幻の湖」。これ見たあと、必ず、誰かと語り合いたくなります!
まさに、カルト映画の最高峰!
もしかしたら、『“それ”がいる森』も、そんなカルト映画を目指していたのかもしれない。
評価なんか横に置いておいて、末長く語り継がれるような、「クソ」の最高峰を狙っているのかもしれない。
いや、だって、ほんと、酷評レビューがどれも超絶面白くて、おすすめなんですよ。
ここまでレビュワーを熱くさせる作品、そうそうないです。