一昨日から昨日の夜にかけて、凄まじい下痢と嘔吐に襲われてました。
私史上、最悪で最痛でした。
それまでは元気だったんです。
ところが、ある瞬間、まさにスイッチが入ったように腹痛が。
その後、四時間はトイレで過ごしたでしょうか……。
あまりの痛さに、便座にちゃんと座っていることもできず、半分体を床に落としながら。
汗も滝のように流れ落ち、あまりの痛さに気が遠くなる瞬間も。
救急車を呼んだ方がいいんだろうか?とも思ったけど、
救急車を呼んだところで、トイレから離れられない状態。
とにかく、トイレにいるのが一番!
と、そのとき、とんでもない突き上げが。マーライオンのごとく。
その吐瀉物は、夕飯に食べた、ニラまんじゅう。
そうか、やっぱり、これが原因か……。
食べたときに、ちょっと違和感あったんですよね。
消費期限内ではあったけれど。
いわゆる「食あたり(食中毒)」だとしたら、特効薬はない。
病院に担ぎ込まれても、脱水状態を防ぐために点滴をするのがせいぜい。
下手に薬を使ったりすると、菌やウイルスが腸内に長く留まることになり、逆効果……というようなことを前にテレビだかネットで見たことがあります。
とにかく、体の反応にまかせて、腸と胃の中身を空っぽにするしかない、菌やウイルスを出し切るしかない。それが一番の方法だと。
つまり、食あたりは「自然治癒」に任せるしかない。
それにしても。
もう少し、穏やかに、排出する方法はないのか。
なぜに、ここまで痛いの!
食中毒で死ぬ前に、痛さで死んじゃうよ! いや、本当に死ぬ!
と、死を覚悟したとき。不思議なことが起きました。
激痛でのたうち回っているのに、アクビが出るのです。
こんな緊急事態に、アクビが、しかも何度も!
ああ、そうだった。アクビって、眠い時だけに出るのではなく、ストレスを緩和するために出るものだと聞いたことがある。
猫がそうなんです。
なにか切羽詰まった状態のとき(ケンカ中とか)に、ふとアクビをする。
アクビをすることで、ストレスを軽減しているんだそうです。
同じ哺乳類の人間も同じで、極度の緊張やストレスや痛みを感じているときに、アクビが出る。
つまり、「がんばれ! 耐えろ! アクビでもして!」という、体からのエールなんですよね。
つくづく、体のシステムって凄いな……と。
で、今。
ようやくこうやってパソコンにも迎えるまで回復しました。
自然治癒力の勝利!
\ お疲れさん /