真梨幸子mariyukiko’s blog

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大奥 犬公方さま

大奥」、綱吉の代になりました。

しかし、なんだ。あんなに健気で美少年だったお玉の方が、強欲なエロジジィになっちゃってる!

人間、権力をもつと、ろくなことになりませんね……w

 

私が小学生の頃。「こども歴史事典」みたいなものを買ってもらったのですが、そこに紹介されていた歴代の徳川将軍。

肖像画のイラストがずらずらと並ぶ中、一人だけ「」がいる。

本当に、犬が将軍になったのかと思いました。

後に、それは綱吉だと知るのですがw

 

歴史に疎い人でも、徳川家康徳川吉宗暴れん坊将軍を知っている人は多いことでしょう。間違いなく、15人の将軍さま中で、知名度においてはこの二人がツートップ。

が、忘れてはなならないのが、綱吉。

綱吉の名前は知らなくても「犬公方」とか「生類憐れみの令」とかは聞いたことがあるはず。

綱吉は、家康、暴れん坊将軍についで、認知度の高い将軍さまなのです

なにしろ、国民的時代劇の「水戸黄門」にも登場するし、なにより、「忠臣蔵」のときの将軍さまでもある。

とにかく、エピソードがてんこもりな、引きの強い将軍さまなんですよね。

「犬公方」とかバカにされがちですが、

「生類憐れみの令」だって、世界初の「動物愛護の法律」であり、今では再評価されています。

 

綱吉の引きの強さは、現在でも。

綱吉ゆかりの名所が多く残っています。

代表的なのは、小石川植物園(綱吉が住んでいた屋敷跡)、護国寺(実母の桂昌院が開いた寺)、六義園(側近・柳沢吉保が綱吉を接待するために作った別邸)。

当時のまま残されているのって、実はかなり珍しい。

たいがいは、火災や関東大震災、または第二次大戦の空襲で消失してしまうものなんですが。

 

 

なんだかんだいって、徳川将軍家いちの、強運の持ち主なんではないかと思っています。