ゴールデンウィークも折り返し。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
えっ!
我が家に、トドがいる?!
違いました。マリモさんでした( ^ω^ )
トドと間違えてごめんね!
普通にしていれば、しゅっとしているマリモさんです。
さて。
マリモさんとモナミちゃんは、赤ちゃんの頃から「グルテンフリー」のご飯なんですが、数年前から、それを食べなくなりました。
(値段が)お高いご飯なのに、残してしまうんです。
で、試供品の「グルテン入り」のご飯を試しにあげてみたら、ようやく完食。グルテン(小麦粉)が入っていると、猫でも美味しく感じるようです。
グルテンが入っているのが気になってはいたのですが、食べてくれるならそれでいいか……と、続けて出していました。
ところが、一年ぐらい経った頃から、どうも姉妹の毛にツヤがなくなったなぁ……と。加齢のせい?とも思っていたんですが。
マリモさんのお腹の部分の毛が全部抜け落ちてツルツルになってしまったり、マリモさんが自傷行為のように自分の体を引っ掻き始めたり(そのせいで、傷があちこちに)。モナミちゃんも便秘気味になったり。
お医者に相談したら、「ストレスかも」とのこと。
いったい、なににストレスを感じているのだろうか?と、地味に悩み続けていました。
そんなとき、私自身の体調もちょっと変になってきて、加齢かコロナの後遺症か……と。で、ふと、あるとき、思ったのです。
「あ。小麦粉が原因?」と。
というのも、ここのところ、ご飯より小麦粉食品(パスタとかパンとか)を食べることが多くなっていて、ご飯のたびに、ガスが溜まるんですね。時には下痢も。
で、母親のことを思い出しました。
母親は、ラーメンを食べると毎回、下痢になっていました。オナラもすごい。しかも臭い。
母親も、「ラーメンが原因」だと薄々気がついており、「啜る時、空気も一緒に大量に吸い込むのが原因かもしれない」と、麺類を食べるときは啜る事なく、蓮華に一度載せてから口に入れいました。それでも、腹を下す。臭いオナラが止まらない。
で、数年前、カリスマ消化器専門医の江田証先生と対談する機会があり、そのとき「グルテン不耐性(過敏症)」というのを知りました。
なんと、日本人の7割から8割は、グルテンをうまく消化できずに、アレルギーを起こしてしまうんだとか。
肥満、うつ、疲労感、肌の劣化、貧血、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、慢性肝臓病、免疫力の低下、小腸がん、リーキーガット症候群、高血圧などなど、全身の不調の原因になるというのです。
日本人に限らず、欧米人も。グルテン(小麦粉)を昔から食べている欧米人なのに、なぜ?
どうも、小麦粉の品種改良のせいで、グルテンの含有量が昔の数十倍になったのが原因だとか。
それで、一時はグルテンをなるべくとらないようにしていたのですが、忙しいとどうしても、小麦粉食品に頼ってしまうんですよね……。便利だから。
コロナ騒動もあって、つい、多めにとっていました。
でも、去年の眼底出血の件で、「めんどくさがらずに、食生活を見直そう」と心機一転。私の高血圧の原因の一つに、グルテンもあるかもしれない……と。なにしろ、グルテンは腎臓に負担をかけるということなので、これはやっぱり減らしたほうがいいと、お米中心の生活に戻しました。
さて、猫姉妹です。
人間より腎臓がデリケートな猫ですから、グルテンは絶対に控えたほうがいい。なにより、人間以上に、消化が苦手なはずです。
ということで、心を鬼にして、グルテンフリーのご飯に戻しました。はじめは食いつきが悪かったのですが、あの手この手でようやく、完食まで漕ぎ着けました。
そして、今。姉妹どちらも艶々の毛並みが戻り、マリモさんのお腹にも毛が戻ってきました。
なにより、あんなに痒がって自傷行為を繰り返していたマリモさんなのに、それがまったくなくなりました。
そうか、やっぱり、グルテンが犯人だったか!
みなさんも、原因不明の体調不良はありませんか?
あったとしたら、それは、普段の食生活に原因が隠れているかもしれません。
追記。
食べ慣れてきた小麦粉ですら、アレルギーを起こすこの時代。
コオロギなんて、恐ろしくて……。