副作用というと、悪いイメージがありますが。
副作用のほうが思わぬ効果を生む……ということもあります。
その一例が、美白効果でおなじみの「トラネキサム酸」。
もともとは、止血剤・抗炎症剤として使用されていて、その副作用として肝斑などのくすみが除去される……というのが分かり、「美白」の救世主として副作用から主作用に大出世したのでした。
さて、「ヘルシアコーヒー」なるものがあります。
こちら、脂肪を燃焼させる……というのが謳い文句ですが、どうやら、脂肪燃焼よりも、その副作用である血圧を下げる効果が(高血圧族に)注目されている模様。
ヘルシアコーヒーと普通のコーヒーの違いは、クロロゲン酸の質(量的には、普通のコーヒーと変わらない模様)。コーヒーを焙煎するときに壊されるクロロゲン酸を、極力壊さないように焙煎する技術に成功したんだそうです。なので、質が普通のコーヒーと違う。
で、クロロゲン酸、実は脂肪燃焼よりも、血圧を下げる効果のほうが顕著なんだとか。
(育毛効果もあった……というブログも多数発見)
そんな噂をききつけ、コーヒーは苦手なのですが、箱買いしてしまいました。
はてさて、どんな効果がもたらされるか。
また、結果をご報告します。
……なんだか、健康マニアの道、まっしぐらな私です。
※嘘か誠か。「ヘルシアコーヒー」は、もともとは「血圧降下」を謳い文句にする予定だったんだとか。だとしたら、そっちのほうが明らかに正しい。
いろんな人のブログを見る限り、血圧が下がるのは確実みたいですから。
でも、結局は「脂肪燃焼」を大々的にフィーチャーしてしまった結果、一部で「効果なし」と叩かれているようです。しかも、「血圧が下がるから危険」とまで。確かに、降圧剤を飲んでいる人には注意が必要でしょうが、「危険」と叩かれるのは、なんだかちょっと違うような。だって、私のような高血圧族には救世主ですもの。
なんだかものすごく勿体無い……と。