昭和の頃、夏になるとどのチャンネルもこぞって怪奇ドラマを放送したものです。
その中でも、忘れられないドラマ。
火曜サスペンス内で放送された、大林宣彦監督の「可愛い悪魔」。
これ、見た方いるかしら?
めちゃくちゃ、トラウマになるラストだったんです。
漫画でいえば、わたなべまさこの「聖ロザリンド」みたいな感じのドラマだったんですが。
火曜サスペンスって、どんなに残虐な事件でも、ラストはちゃんと犯人が捕まって主人公は窮地を逃れ……みたいなすっきりする展開で、だから油断していました。まさか、火サスであんなラスト……。
いわゆる、「怖い少女もの」。
今でも、夏になると、ふと、思い出します。