真梨幸子mariyukiko’s blog

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「夢の技術」に飛びつくな

カネミ油症事件」というのをご存知でしょうか。

ja.wikipedia.org

 

55年前に起きた、食中毒事件です。

健康にいいとされた「ライスオイル」にPCBが混入、油を使用した多くの人が食中毒を起こし、奇病が大量発生します。さらに食中毒患者から真っ黒な赤ちゃんが生まれ、社会的に大問題になりました。

そう、その世代だけではなくて、次世代まで続く猛烈な「毒」。

なんと、孫の世代まで、続いているというのです。

www.youtube.com

 

正直、この事件、忘れてました。

今も苦しんでいる方がこんなにいるなんて……。

PCB毒は、分解されないんだそうです。だから、次の世代まで影響する。

なんで、こんなものを人類は作ってしまったのか。

PCBは、「夢の技術」として、一時期は大変ありがたがっていました。

日本でも推奨されていました。

ところが、カネミ油症事件をきっかけに、PCBの闇の部分が明らかになるのです。

そして、日本では1972年に生産・使用が禁止されるのですが。

なんと、PCBが各工場から海に排出されていたことが明らかになり、日本中パニックになりました。

これは、よく覚えています。私が小学校低学年の頃、「魚を食べるな!」という運動が巻き起こり、お寿司やさんが大打撃。魚の代わりにサラダを巻いた「サラダ巻き」が登場したからです(諸説あり)。私がお寿司やさんではじめて食べたお寿司が、まさに「サラダ巻き」。今もサラダ巻きは大好きです。

 

さて、そのとき海に排出されたPCB。

今はどうなっているかというと、こんなことになっているようです。

 

PCBは、海に流しても分解しない。

なので、汚染された土を回収して、コンクリートで固めるしかない。

そうしてできたのが、広大な「PCB」の丘。

 

この言葉が、刺さります。

こんな処理できないものを、人間が扱ってはいけない

 

夢の技術」に飛びついてはいけない。

 

ぱっと思いつくだけでも、

DDT

アスベスト

核燃料

どれも、「夢の技術」と言われてきました。

が、言わずもがな、どれも、その本性は「悪夢」でした。

 

なのに、人間は、今も次々と「夢の技術」に飛びついています。

その最たるものが、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンではないでしょうか。

そう、新型コロナワクチンです。

 

……これから先、正体が明らかになり、世界中がパニックになるんじゃないかと。