この時期は、住宅の情報が最も多くなる時期です。
不動産屋さんも稼ぎどき。
そして、生まれながらの引っ越し魔の私の虫も騒ぎ出し。
もうさすがに引っ越しの予定はないのですが、ついつい、住宅情報サイトを覗いてしまいます。
間取りと概要を見ているだけで、なんだかワクワクするんです。
しかし、なんですね。
……バブル期に建てられたマンション、どれもおしゃれ。
近所に、まるでヨーロッパの建物のようなマンションがいくつかあり、それが賃貸に出ていたんですが、なんと、どれも築三十年以上でした。
築三十年でも、おしゃれで素敵。隅々まで凝っていて、目の保養。
一方、21世紀に入って作られたものは、何か味気ない。
去年、売却したS県T沢市のマンションは、バブルがはじけた後の物件ですが、でもまだバブルの空気を引きずっていて、外装は結構おしゃれでした。
サーモンピンクのタイル張り。出窓もあったりして。
そのおかげか、築18年でしたが空き家率はほぼゼロでした。
男性のマンション専門家は立地のことばかり強調されますが、女性にとって立地と同じぐらい大切なのが、外観。
外観をバカにしてはいけません。
築数十年過ぎても価値が下がらないマンション、いわゆるヴィンテージマンションって、立地もさることながら、外観が素敵すぎるんです。だから、ずっとずっと人気があるんだと。
ただ。
おしゃれすぎて(個性すぎて)、時代に取り残されてしまう残念なデザインもありますが。。。。