「ちむどんどん」の呪い

激しく体調を崩しており、先週末からずっと倒れておりました。

今もまだ不調ですが、なんとかテレビを見られるまでには回復。

で、久しぶりにテレビをつけたところ、

ちむどんどん」の昼再放送が。

そういえば、ブログに「ちむどんどん反省会」を書いたあと、体調が著しく崩れたのでした。

「ちむどんどん」の呪いでしょうか?

 

しかし、「ちむどんどん」、残すところ1ヶ月とちょっと。

なのに、「ニーニー」はまったく成長せず。

マルチ商法にひっかかり、それが暴かれ、「今度こそこつこつ働く!」。

これ、いったい、何度目?

この悪魔のループ、いったいいつまで……。

そして、相変わらず周囲はニーニーにとことん甘い。なにをやらかしても、尻拭い。

だから、その甘さがニーニーをダメにしているんですって!

そして、視聴者のイライラも募る。

 

「家族」の誰かの罪は、家族全体の責任。

今日はそれが明確に浮き彫りになりましたが、

「えぇぇぇぇ」と。

この「連帯責任」に、日本人は長らく苦しめられて、戦後、ようやく「家族」という牢獄から解放されたといういうのに(法的には)、令和の今、また「家族の連帯責任」を高らかに宣言しますか。

その人の失敗(罪)は、家族全員で責任をとれ」と。

それ、「家族愛」でもなんでもありませんから!

そもそも、そういう間違った家族連帯責任主義が悪用されて、「振り込め詐欺」が横行しているのです。

「事故を起こした!200万円をすぐに振り込んで欲しい!でなければお縄になる!」

そんな電話がかかってきたら、

「お金は振り込めない。とっととお縄になって、自分自身で責任をとりなさい」

と、バシっと言えるような家族でなければならないのです。

それこそが、本当の「家族愛」です。

 

 

はぁぁぁぁ。

またまた、体調が悪化しそうです。

 

ニーニーは、あの家族がいる限り一生悪魔のループを続けるだろうし、また騙される。というか、すでにニーニーが、騙す側に回っている。

言っちゃ悪いですが、ああいう性格の人は、一生あんなですよ。

「倍にして返す」。「倍」という言葉を無意識に使ってしまう人は根っからのギャンブラーなので、まあ、こつこつと働くことはしません、絶対に。

そして、ああいう人間を作ってしまったのは、「家族」に他なりません。

そして、南国特有の「長男至上主義」と「男尊女卑」。

南九州出身の母も、まさにあんな感じでした。

女の子供に対しては割と厳しいのに、男の子供(特に長男)にはどこまでも甘い。

叱らない、責めない、上げ膳据え膳。

(ニーニーの周囲の男性もたいがい、変。友人ならそこは叱るところでしょ! なのになんで、和気藹々とスクラム組んで和んでいるの? つか、ヒロインの旦那。あんた新聞記者なのに、なんで悪徳商法の会社を追い詰めない?)

 

 

「朝ドラ」には、トラブルメーカーの家族(主人公から見たら叔父であることが多い)が必ず登場しますが、「ニーニー」はトラブルメーカーというより、もはや破壊者。

 

もしかしたら、「男はつらいよ」の寅さんのような存在を目指しているのかもしれませんが、寅さんは、ひとつの商売に長年こつこつと取り組んでいる、真面目な人です。人を騙したり、家族にお金の尻拭いをさせたりしません。

だからこそ、長年愛されてきたのです。ちゃんとした人だから。

 

一方、ニーニーは……。

 

ああ、なんだかまた体調が。

目眩がでしてきました。

やはり、「ちむどんどん」の呪いなんでしょうか?

 

すみません、体調がまだ変なので、ちゃんと記事がまとめられない。

ニーニーと長男至上主義については、後日、体調が戻ったら改めて。