真梨幸子mariyukiko’s blog

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どっさり

「どっさり出ました!」的な、コマーシャルがあります。

「えー、そんなにどっさり出るもんなのかしら?」と、頑固な便秘歴30年の私は疑っていました。

で、ネットを彷徨っていたら、割といい評判の「どっさり系」のお茶を見つけたのです。

思わず、ぽちり。

で、届いたのですが、なんとなくそのまま放置。

というのも、その頃、私の便秘は少しずつ改善、薬に頼らずとも、自力で二日に一度は出るようになったんです。

それまでの私は、週に一度、かなりキツめの便秘薬を飲んで、一日中家に籠ってひぃひぃ言いながら、出すもんを出していました。まさに、地獄の一日。

ところが、納豆と玄米を意識して食べるようになってから、自力で出るようになったのです。

なので、せっかくの便秘茶ですが、放置していました。

 

ところが。

昨日、愛飲しているルイボスティを切らしてしまい、冷蔵庫の奥を探していたら、ハーブティーを発掘。

「いつ買ったんだけ?」と思いながらも、そのいい香りに誘われて早速一杯。ハーブとフルーツのいいお味。あー、美味しかった。

と、それが昨日の午後。

そして、今日。

いつもの便意がきたな…と思ったら。

信じられないぐらい、「どっさり」と!

しかも、二回!

ここまでの「どっさり」は、便秘薬のときにも経験したことありませんでした。

え、私の腸にこんなに溜まっていたの?と、体が震える思い。

で、「なんで、こんなにどっさりと?」と不思議に思っていたところ、昨日飲んだハーブティーが、まさに、「どっさり」系のお茶だったことを思い出しました。

 

いやー、「どっさり」。これ、本当にあります。

というか、こんなに溜め込むことができる腸の柔軟さにびっくりですよ。

それにしても、すっきりしました!

 

ちなみに、私が飲んだどっさり系のお茶は、

「デルモッティ」というお茶です。

名前がこれまた、ナイスでございます。

つつがむし

「つつがなく」という言葉があります。

「元気」とか「無事」とかいう意味なんですが。

その由来は、なんと、「ツツガムシ」という「ダニ」のことなんです。

「ダニ」に刺されていない→元気

という意味なんだそうです。

ということは、大昔は、「ダニ」に刺されるのは一大事、命に関わることだったんですね……なんて呑気なことを言っている場合ではなくなりました。

日々、「マダニ」被害が報告されている今日この頃。

なんでも、マダニはSFTSというウィルスを持っており、それを媒介するんですって。

で、「マダニ」に刺されて、死亡する例が増えているんだとか。

ということで、なにやらおどろおどろしい感じで、「殺人ダニ」ブームが。

 

今日なんか、「猫には触るな!」的な番組が公共放送で流れる始末。

猫はどちらかというと被害者で、加害者みたいに言わないで…と。

 

去年のデング熱のときもそうなんですが、なにかニュースになると、それが大きく誇張されてヒステリックになるのが我が国の常であります。

今日の番組がきっかけで、猫狩り…なんていうことが起らないことを深く深く祈ります。

デビルマン世代としては、集団ヒステリーが一番恐ろしい。

 

追記。

言うまでもなく、マダニは 大昔からいました。

なのに、なぜここ数年で、死者が出る程の被害が続出しているのか?

今日の番組では、「野性と人間が近くなりすぎて、マダニと接触する機会が増えたから」なんて言ってましたが、そんなの、今にはじまったことではありません。今も昔も、マダニとは普通に接触してきました、人間は。もちろん、ペットも。だからこの説明は、まったく説得力なし。

 

ちなみに、マダニが媒介したSFTSウィルスで死亡した例は、2009年のとある国。

ほんと、最近のことなんです。これをきっかけに、日本でも発症例が。

思うに、SFTSウィルスって、とある国で最近になって突然変異したんじゃないかしら、凶暴な形で。

で、そのウィルスを持っているマダニが人とともに日本に流入してきた。例のアリのように。…という推理が一番ストレートで説得力があると思うんですけど。

 

いずれにしても、「猫」のせいではありません! 

ああ、消費税

小説家である私は個人事業主なので、仕事でお金をいただくとき、「消費税」もお預かりしています。預かったものですから、国と県に納めなくてはなりません。

それは、十分に理解しています。

が、今年の消費税分を、「前納」という形で夏の段階で徴収するというシステムには、まだ理解が追いついていません。

だって、今年はまだ終わってません。消費税はあくまで「預かったものを支払う」のが前提。

なのに、今年分を今のうちに払えと。

理解できない状態ですが、本日、泣く泣く、払ってきました。

口座の残高が一気に目減りし、なんだか目がさめる思い。

 

節約しよう。

そして、仕事場、もっと安くて近いところに移そうと固く決意。

今の仕事場、とてもいいところなんですが、自宅からちょっと離れていて、天気が悪いと一週間ぐらい行かないときもあり、これはさすがに勿体ない……という気分になっていたところでした。

 

ああ。それにしても。

今年の還付金、結局は住民税と消費税の前納分でまるっと消えたな……。

糠喜びでした。

税金無駄遣いしないでね。偉い人たち……とマリモさんも言っております。

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追記。

来年の確定申告時に、今年分の正式な消費税額が決定します。

なので、前納した分は相殺されます。

……とはいえ、やっぱり、不思議。

なんで、前もって払わなくちゃいけないのか。

確定した後でもいいじゃないの。

 

追記その2。

このタイミングで届いたメール。

 

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ウィルスメールですが、一瞬、騙されそうになりましたw

どういうわけか、今日はこれで3通目。

 

 

 

犯罪そのものより、それを見て見ぬ振りする目撃者が怖い。

池袋の北口で起きた事件で、思い出しました。

学生だった頃、学校の近くで「助けて!」と窓から女性が身を乗り出しいたんです。通行人はみんなそれを無視。驚いた私だけが110番通報したんですが。他の人に「バカだな、放っておけよ」と笑われました。……なんで?

 

その事件がきっかけで、ちょっとした人間不信に陥ったのは確かです。

「なるほど。助けを呼んでも、無視されるのが世間ってやつか」と。……でも、やっぱり、助けを求められたら、動画や写真を撮る前に、最低でも110番通報でしょう……と。

 

つい去年も、地下鉄の構内で、どなり散らしながら女性を追いかける男性を目撃。それでも、みんな無視なんだよな……。駅員さんまでも。「ちょっと、女性が危ないですよ! 止めてください!」と駅員さんに詰め寄った私のほうが、変な人認定されのは今でも納得がいきません。

 
いずれにしても。世の中は怖いことばかりなので、人混みの中にはいかない、繁華街にはいかない、夜出歩かない、ラッシュ時は避ける……を実践している私です。

トラウマヒロイン

大河ドラマを本格的に見はじめたのは「草燃える」からなんですが、

その以前にも、なんとなくチラチラ見てはいました。

その中でも、ダントツに印象深い作品が「風と雲と虹と」。

平将門藤原純友を描いた作品で、当時の大河としては、初の平安時代もの。

大河の歴史から見ても、最古の日本を描いた作品です。

 

風と雲と虹と」が放映されていたのは、私がまだ小学生。

とにかく、見ているこっちがもやもやするぐらい、主人公の平将門が報われないんです。とっても人格者で努力家なんですけれど、なんだか悪い方へ悪い方へと人生が展開してしまう……(ここまで報われないと、そりゃ、怨霊にもなるでしょう……と)。

その報われない将門人生の「もやもや」を象徴するかのような女性が、貴子様。

やんごとなき血筋の姫なんですが、乳母とともに荒屋に住み、あっちへ流れこっちへ流れ……的な依存女性なのです。

それを演じていたのが吉永小百合様。この作品で、それまでの吉永小百合のイメージが一変してしまうほどの、「もやもや女」なんでございます。

しかも、この「もやもや女」の転落の仕方がまさにトラウマ。

将門と恋仲になるも、他の男とも懇ろになり、そうこうしているうちに家が火事。男を頼って東に向かうも、その途中で山賊に襲われ遊女として売り飛ばされます。その後、遊女として将門と再会。側女として将門一門に迎え入れられますが、戦いがはじまると遁走。その際に敵方に捕まって集団レイプされ、そして虐殺されます。

……その最期のトラウマときたら。

忘れられません。

貴子様は、将門の正妻にはならなかったものの、一応、この作品のヒロイン。大河史上、最もトラウマなヒロインではないでしょうか。

 

今、東京の歴史を調べていて、平将門に行き当たり、そんなトラウマまで思い出してしまった日曜の午後でございます。