真梨幸子mariyukiko’s blog

【公式】真梨幸子(&マリモナミ)の最新情報

鎌倉殿の13人 フライング視聴。 女の表と裏。あるいはプロ彼女

今回はまったりかなぁと油断していたら、

ラストでとんでもないことが発覚!

まあ、どことなく「うん? なんかこの人、裏ありそう……」とは思っていたんですが。

義時は、八田殿を頼らず、姉の政子様に頼んだほうがよかったかも。または女性に詳しい三浦殿とか。

それにしても、男ってちょろいな。

歴史は、プロ彼女によって転がされていいたのかもしれません。

 

 

しかし、アサシン善児が退場したと思ったら、これまたとんでもないキャラがぶち込まれました。

善児より怖い人間だと思います。

よく考えたら、史実でもかなり怖いことをしています。

義時の死亡フラグがたちまくった今日の回も、ある意味「神回」。

 

 

そして、政子様が回を重ねるごとに神々しくなっていく。

結局、鎌倉幕府の危機を救ったのは、政子様ですからねー。

義時死後の、プロ彼女との対決まで描いて欲しいものです。

風水には鬼門はない

新型コロナに感染して三週間。

一昨日あたりからようやく嗅覚が戻ってきています。

その兆しは突然やってきました。

ある瞬間、香ばしいかをりが鼻腔に広がったのです。

すぐにわかりました。

「あ、モナミちゃんのうんちょだ!」

マリモさんとモナミちゃんのうんちょは微妙に匂いが違います。

モナミちゃんのほうが乳酸菌多めの匂いがします。

善玉菌が多いんだと思います。

同じご飯を食べていても違いがあるもんなんですね。

 

味覚に関しても、ほぼ戻りつつあります。

ただ、甘味に関しては相変わらず妙な感じで、あまり美味しく感じない。

(甘味の濃淡が分からず、なにを食べてもきーんという感じになるんです。わかりますでょうかね?)

おかげで、あんなに好きだったスイーツに関する欲望はかなり減りました。

塩味も相変わらず強調されるので、その料理が美味しいのかどうなのか判断がつかない感じです。

その代わりなのか、舌触りなどの食感がかなり敏感になり、歯応えがあるものやつるっとしたもの弾力があるものが美味しい。

「美味しさ」って、味覚だけではなく食感から得るものも多いんだと。

 

体調は戻りつつありますが、でも万全ではない。ぼんやりとした倦怠感がただよっています。

夜になると咳もひどくなり、腹筋が割れそうな勢い。

(それでも連載最終回を書き上げた私、偉い!)

人間、弱ると、見えない何かにすがりついてしまいたくなる。

確かに、去年から来年まで運勢が下がる時期ではありますが、それでもあまりにひどい。

歳のせいもあるけど、去年から健康面に打撃を受けっぱなし。

もしかして、家相が悪いのではなかろうか?

そんなことをふと思い、我が家の間取り図を引っ張り出しつくづくと眺めていると、

「げ。うちの玄関、裏鬼門じゃん!」

今更気がつきました。

漠然と南側に玄関があるのはわかっていたのですが、厳密に方角をみてみると、「南西」だったのです!

やばいやばい。だって、鬼門とか裏鬼門に玄関があるのは大凶とか聞いたことがある。

私の不調も、これが原因?

と、「玄関、裏鬼門」と検索して、動画やサイトを見まくりました。

どれも怖いことを言っています。開運グッズを買わなくちゃ!

と、ぽちりそうになったとき、

「鬼門とか裏鬼門などという〝家相〟は日本独特の考え。〝風水〟には存在しない」

という記述を発見しました。

さらに、

北東丑寅の方角でもあり、丑(牛)のツノと寅の牙を日本人がキャラ化したのが、いわゆる〝鬼〟。その鬼がいる場所ということで、北東が〝鬼門〟と呼ばれるようになる」

とも。

鬼と丑寅の関係はすでに知ってはいたんですが(拙著「カウントダウン」でも登場します)、まさか、鬼門もそれに因んでいるなんて。

つまり、「鬼門」って、日本独特の「だじゃれ」みたいなもんなんですよ。

もっといえば、なにかを売るためのキャッチフレーズ?

土用の丑の日はうなぎを食べよう……的な?

土用の丑の日のうなぎは、江戸時代、平賀源内が作り出したキャッチコピー)。

最近でいえば、恵方巻き。

関西方面で細々と行われた奇習が、いつのまにか全国区になりました。

某コンビニの戦略とも言われています。

「鬼門」「裏鬼門」もまた、何かを売るために誰かが作り出したものではないかと思われます。

何を売るため?

もちろん、厄除けグッズ、開運グッズを売るためですよ!

まさに、ザ・霊感商法

人類は、霊感商法とともに進化したのかもしれませんね。

あちこちに転がっています。

 

とはいえ。

「風水」でも「家相」でも、「玄関」が運気の肝だと訴えます。

とにかく、「玄関」を掃除しろと。きれいにしろと。

「玄関」が汚れていたら、どんな強運の持ち主もたちまちダウンしてしまうと。

で、私、玄関を磨き上げましたね。

玄関ドアも拭き、土間部分も拭き。そして見逃していた上がり框もピカピカにしました。

土間に靴は一足だけ、シューズインクローゼットの中も断捨離を決行。

そして、翌日。

なんと、「イヤミス短篇集」(講談社文庫)に久々に重版がかかりました!

しかも、そのタイミングで嗅覚も戻ってきたのです!

ちょっと、なにこれ。凄い。

厄除けグッズなんか買うまでもなく、掃除をしただけで!

つまり、そういうことなんですよ。

開運を左右するのは、「意識」なんですよ。

「健康になるぞ。金持ちになるぞ」と強く意識して身の回りのものを整えていくうちに、自然と運は開けていく。

(掃除や整理整頓をしていくうちに自然と気分が上がり、清潔を保つことで病気からも遠ざかる。体力気力が整うとおのずと仕事運金運も上がる。その考えこそが、まさに「風水」)

なにも、バカ高いツボやハンコを買う必要はないのです。

(私も龍の置物をぽちっとしそうになりました。弱っていると人間、藁にもすがっちゃうものなのよね。。。。それに付け込む人たちこそ「」だわ)

 

(人間も、猫のように今だけを生きていけばいいのにね。そしたら不安も恐怖もないわよ)

 

 

 

コロナはすぐそこにいる。

 

新型コロナの第七波は凄まじいですね。

岸田総理も感染してしまったとのこと。非難する声も上がっていますが、それはさすがに「お門違い」。

どんなに注意していても、今回の波は避けられない。

なにしろ、私が感染してしまったのですから。。。

 

そう、私、コロナに感染してしまいました。

それでなくても潔癖症で、コロナ以前から異常な手洗いと殺菌をルーチンにし、人混みもいかず、無駄な外出もせず、家にいることが多かった私が!

もうこなると、どこで感染したのかさっぱりわかりません。

きっと、そこらじゅうにウイルスはうようよしているんだと思います。

呼吸するごとに、吸い込んでいる違いない。

 

熱が出たのは、先々週のこと。

なにか喉がいがいがして、痰もからんでいる。

なんともいえない不快感が全身を覆っていて、寝苦しい。

ためしに熱をはかってみたら、38度超え!

「あちゃ……やっちゃった……」

とはいえ、なにをどうしたらいいのか分からず。

ネットで調べてみても、発熱したら病院にも行くなと。

発熱センターみたいなところを検索してみても、なんだかたくさん電話番号がでてきてなにがなにやら。

そうこうしているうちに、もうパソコンの前に座っていることもできなくなり、倒れ込んでしまいました。

それからは、3日ぐらいは38度と39度の間を彷徨っていて、頭も朦朧。

(猫部屋に隔離していた猫姉妹にご飯をあげるのがやっと)。

食欲ゼロ、水だけでなんとか凌ぎました。

4日目ぐらいで平熱に下がりましたが、咳がひどい。

5日目で嗅覚がなくなり、味覚もなくなりました。

「これが、例の、味覚障害か……」と。

そんなこんなで、約10日、自宅に引きこもっていました。

幸い、災害時の非常食を更新したばかりだったので、栄養摂取はそれでなんとか。

(まさか、こんな時に役に立つとは!)

なにより、「脂肪」という究極の備蓄が。

「脂肪」に、これほど感謝したのははじめてです。

 

昨日、抗原検査キットが届いたので検査してみたら、ようやく「陰性」になりました。

 

それにしても、コロナ。

こやつ、ただのインフルエンザじゃない。

とにかく、倦怠感が凄まじいのです。

あと、嗅覚と味覚がなくなるという、人生初の経験も。

これがかなりダメージが大きく、においがない世界がこれほど虚しく不安だとは……。

あと、味覚がない世界は、想像以上に絶望的。

これ、ずっと続いたらどうしよう……。

 

と、こんな記事を見かけました。

 

news.yahoo.co.jp

 

なんと、保険金と休み欲しさに、「コロナにななりたい」人が続出!?

やめておきなさい!

コロナ、甘くみたらいけません。

ウイルス自体はそんなに強力なものではないのかもしれませんが、自己免疫が暴走しちゃうのです。たぶん、未知のものに過剰に反応しちゃうんでしょうね。

小さな虫に怯えて、機関銃を狂ったように撃ちまくるような感じなんだと思います。

「軽症」と言われるレベルでも、かなり苦痛。

私のように、味覚と嗅覚が破壊されることもある。

あと、このもやもやとした倦怠感も。

すべて、私の免疫が機関銃を撃ちまくった結果です。

 

あああ。

もう、なんだかいやになります。

食べることだけが楽しみだったのに。。。。

いい香りの紅茶を飲むのが、至福の時間だったのに。

 

私の嗅覚と味覚、ちゃんと戻ってくるでしょうか?

 

いずれにしても、今週いっぱいは、自宅に引きこもる予定です。

 

 

 

 

 

【お知らせ】さっちゃんは、なぜ死んだのか?

tree-novel.com

 

本日発売の「小説現代」上で、

長編新作「さっちゃんは、なぜ死んだのか?」が一挙掲載されています。

 

バブル世代氷河期世代それぞれの「おひとりさま」。

加害者でもあり被害者でもある、それぞれの「おひとりさま」。

白と黒、悪と正義をくっきり分けることができない「あいまいな」時代を私なりの視点で描きました。

ラスト、とんでもない着地点が用意されています。「あれれれ?」と目眩を引き起こすこと必至。

久々の、長編書き下ろしです。

ぜひぜひ、ご一読を。

 

 

 

そして、「小説NON」で連載中の「ノストラダムス・エイジ」もいよいよクライマックス!

 

「ちむどんどん」の呪い

激しく体調を崩しており、先週末からずっと倒れておりました。

今もまだ不調ですが、なんとかテレビを見られるまでには回復。

で、久しぶりにテレビをつけたところ、

ちむどんどん」の昼再放送が。

そういえば、ブログに「ちむどんどん反省会」を書いたあと、体調が著しく崩れたのでした。

「ちむどんどん」の呪いでしょうか?

 

しかし、「ちむどんどん」、残すところ1ヶ月とちょっと。

なのに、「ニーニー」はまったく成長せず。

マルチ商法にひっかかり、それが暴かれ、「今度こそこつこつ働く!」。

これ、いったい、何度目?

この悪魔のループ、いったいいつまで……。

そして、相変わらず周囲はニーニーにとことん甘い。なにをやらかしても、尻拭い。

だから、その甘さがニーニーをダメにしているんですって!

そして、視聴者のイライラも募る。

 

「家族」の誰かの罪は、家族全体の責任。

今日はそれが明確に浮き彫りになりましたが、

「えぇぇぇぇ」と。

この「連帯責任」に、日本人は長らく苦しめられて、戦後、ようやく「家族」という牢獄から解放されたといういうのに(法的には)、令和の今、また「家族の連帯責任」を高らかに宣言しますか。

その人の失敗(罪)は、家族全員で責任をとれ」と。

それ、「家族愛」でもなんでもありませんから!

そもそも、そういう間違った家族連帯責任主義が悪用されて、「振り込め詐欺」が横行しているのです。

「事故を起こした!200万円をすぐに振り込んで欲しい!でなければお縄になる!」

そんな電話がかかってきたら、

「お金は振り込めない。とっととお縄になって、自分自身で責任をとりなさい」

と、バシっと言えるような家族でなければならないのです。

それこそが、本当の「家族愛」です。

 

 

はぁぁぁぁ。

またまた、体調が悪化しそうです。

 

ニーニーは、あの家族がいる限り一生悪魔のループを続けるだろうし、また騙される。というか、すでにニーニーが、騙す側に回っている。

言っちゃ悪いですが、ああいう性格の人は、一生あんなですよ。

「倍にして返す」。「倍」という言葉を無意識に使ってしまう人は根っからのギャンブラーなので、まあ、こつこつと働くことはしません、絶対に。

そして、ああいう人間を作ってしまったのは、「家族」に他なりません。

そして、南国特有の「長男至上主義」と「男尊女卑」。

南九州出身の母も、まさにあんな感じでした。

女の子供に対しては割と厳しいのに、男の子供(特に長男)にはどこまでも甘い。

叱らない、責めない、上げ膳据え膳。

(ニーニーの周囲の男性もたいがい、変。友人ならそこは叱るところでしょ! なのになんで、和気藹々とスクラム組んで和んでいるの? つか、ヒロインの旦那。あんた新聞記者なのに、なんで悪徳商法の会社を追い詰めない?)

 

 

「朝ドラ」には、トラブルメーカーの家族(主人公から見たら叔父であることが多い)が必ず登場しますが、「ニーニー」はトラブルメーカーというより、もはや破壊者。

 

もしかしたら、「男はつらいよ」の寅さんのような存在を目指しているのかもしれませんが、寅さんは、ひとつの商売に長年こつこつと取り組んでいる、真面目な人です。人を騙したり、家族にお金の尻拭いをさせたりしません。

だからこそ、長年愛されてきたのです。ちゃんとした人だから。

 

一方、ニーニーは……。

 

ああ、なんだかまた体調が。

目眩がでしてきました。

やはり、「ちむどんどん」の呪いなんでしょうか?

 

すみません、体調がまだ変なので、ちゃんと記事がまとめられない。

ニーニーと長男至上主義については、後日、体調が戻ったら改めて。