ヒィィィ。長文を書いたのに、消えた!
気を取り直して。……でも、かなりダメージがでかいので、かなり省略して書きます。
血糖値のことをいろいろと調べていると、「ケトン体」という名前に突き当たります。
……先ほど、この仕組みを結構長く書いたのですが、見事消えたので、もう気力がありません。なので、「ケトン体」で検索してみてください。
ものすごく簡単にいうと。
本来、ヒトのエネルギー源は「糖質(ブドウ糖)」なのですが、ダイエットや糖尿病などで糖質が不足したり代謝されないなど飢餓状態に陥ったときに、「セーフティモード」が起動します。脂肪を糖質に変えて、エネルギーとするのです。脂肪から糖質に変わるときに出現するのが「ケトン体」。
→昨今流行りのケトン体ダイエットというのはこの仕組みを利用しています。あえて糖質を摂取しないで「セーフティモード」を起動させ、脂肪を糖質に変えて脂肪を減らそう……というものです。
さて、その「ケトン体」、結構な悪臭なのです。別名、「ダイエット臭」。
学生の頃、私はエステでバイトをしていたのですが。そこの痩身施術室が臭ったのです。当時はその臭いの原因が分かりませんでしたので、「生ゴミの臭いがする! 掃除、ちゃんとして!」と、店長によく怒られたものでした。
そう、フルーツを三角コーナーに放置したときのような甘くて酸っぱい腐敗臭。後になって、それは「ケトン臭」ということが分かりましたが、当時は、本当に不思議でした。
このケトン臭。体から漂うのはもちろんなのですが、室内にも臭いが染みつくのが、困りもの。私の親戚の家がそうでした。いつ行っても、「生ゴミ臭」がする。今思うと、あの人、多分糖尿病だったんだろうな……と。
で、ここでようやく本題です。
今年の夏まで借りていた職場。新築ではなかったので、前にどなたかが住んでいました。で、内見のときから気になった「臭い」があるのです。
内見のときは夏で、「こんなに暑いのにずっと閉めっぱなしだったからでしょう。換気をすれば、すぐに取れますよ」と不動産屋に言われたのですが。
果たして。その部屋を借りました。が、どんなに換気をしてもどんなに脱臭してもどんなに空気清浄機を駆使してもどんなに芳香剤を置いても、結局、その臭いが取れることはありませんでした。
ある人にいうと、「それは、霊臭かもしれない」といわれ。なんでも、悪霊がいる部屋には、独特の臭いがするんだそうです。
それで、なんだか色々と怖くなり、一年もしないうちに解約してしまったですが。
……あれ、「ケトン臭」だったのかもしれません。果物の腐敗臭にスパイシーさをブレンドしたような臭いだったのですが。
前の住人、きっと、かなりハードなケトン体ダイエットをしていたんではないかと想像。
いつか、ネタにしたいです。