簡単にいえば、特定の人とはコミュニケーションはとれるが、そうでない人とは会話すらできない発達障害の女性が、障害者枠で役所に採用されるも、何の配慮もなく健常者のように働かされた……ということなんですが。
この記事を読んでみると、私でも、こんな職場は三日でやめる。
何、これ。この職場、仕事できない人が集まっている気すらします。
仕事ができないから、コミュニケーションにこだわる。
例えば、この記事では、
コミニュニケーションを過剰に推進し、声かけしながらの机拭きを強要、気を利かせて机を拭かなかったら同僚に罵倒され、トイレの時間もすべて管理されて監視されている。
……こんな不自由なところ、私だって嫌ですよ。最悪。
でも、何度か、この職場に似たところに派遣されたことはあります。地獄でした。案の定、胃に穴があき、ドクターストップ。
私もどちらかというと、コミュニケーションが苦手で、職場から浮いていしまったことも多々あるんですが、こういう人物の場合、あえて隔離し孤立させるに限ります。孤立させるなんて……と思う人もいるかもしれませんが、そういう環境が適している人もいる。まさに私がそうなんですが、他者の視線が気にならなくなると、途端に凄い集中力を発揮します。
だから、あえての「孤立」が必要なのです。いい仕事をするために。
この記事の女性には、必ず、適した仕事が見つかると思います。
得意分野が活かせる仕事を、できれば家で行えるようになればいいですね。
私は、小説家という職業に就けて、本当にラッキーでした。
特定の人とはいつまでもおしゃべりしてしまうぐらい打ち解けて話せるんですが、よく知らない、または肌に合わない人物だったり環境だったりすると、嘘のように寡黙になります。極端な人見知りなのです。
学生時代は、アルバイト先で、「あの人、全く喋らない、気持ち悪い」とよく言われたものでした。