昨日、眼科に行きまして、眼底出血の経過を診てもらいました。
前回、「場合によっては、目に注射します」と言われていましたので、ビクビク状態。
(たぶん、それもストレスになって血圧を上げているんだろうなぁと)
目に注射なんて、考えただけで恐ろしい……。
その映像が毎日脳裏をかすめ、憂鬱な年末年始を過ごしていたのですが、昨日の段階では、出血は進んでおらず、吸収されはじめているので、とりあえず、注射は見送り。
よかった……。
帰宅して血圧をはかったら、みごとに下がっておりましたw
こんな感じで、血圧はメンタルとリンクしています。
嫌なことを思い出しだけで、血圧は跳ね上がります。
私のように、ネガティブ思考に陥りやすい神経質な性格は、そもそも血圧を押し上げてしまうんでしょうね。
しかも、あんな小説ばかり書いているものだから……。
若い頃は、女性ホルモンがセーフティーネットになっていて、血圧を抑えていたのでしょう。
抑えすぎて、上が70、下が30とか、とんでもない低血圧。しょっちゅう、目眩に襲われていましたが。毎日倦怠感がひどくて、顔色も悪く、あれでよく生きてきたなぁと。抜け毛もひどくて、このままでは禿げるんでは?という恐怖に苛まれていました。
そういえば、ヘモグロビンが健康な人の半分しかないような極度の貧血状態。
便秘と下痢を繰り返し、胃痛と十二指腸潰瘍でヒィヒィいってました。
頭痛もひどくて、鎮痛剤を手放せなかった。(今思えば、この鎮痛剤が、胃痛をさらに悪化させていたんでしょうね)
熱中症で死にかけたこともあります。
不健康を絵に描いたような感じだったのですが、そのときが、まさに低血圧だったのです。
で、閉経後、いつのまにか高血圧に転じてしまいましたが、どういうわけか、体調はすこぶるよくなりました。
あれほど苦しんだ胃痛も十二指腸潰瘍もなくなり、下痢もほとんどしなくなりました(しても年に1回か2回ぐらい。)便秘もかなり改善し、どちらかというと快便。
なんか、高血圧のほうが体調いいんだけどなぁ。
でも、今のガイドラインでは、上の血圧が130を超えるとアウトなんですよね。
でも、私の記憶では、以前はもっと高くて、上の血圧が160ぐらいまでは許容範囲だったような。
調べたら、どうも、血圧の上限がどんどん下がっているようです。
以前は年齢+90が、その人の上限血圧で、それを超えないようにしましょう……って話だったのですが、今は、年齢関係なく、子供から百歳のお年寄りまで、すべて「130」。しかも、体重も身長も考慮せず、お相撲さんでも華奢な少女でも、「130」。
素人考えでは、体格がよくて身長が高い人は、それだけ血流が必要でしょうから血圧が高くないといけない気がするんですがね。。。
いずれにしても、私は超高血圧の烙印を押されてしまったので、対策は必要です。
でも、「治療」はしたくないのです!
治療、つまり、降圧剤ってことでしょう? あれだけはどうも信用ならない。
無理やりに血圧を下げたら、絶対、弊害があるような気がするんです。
体が血圧を上げているには、なにか訳があるはずなんですよ!
ということで、凝り性な私は、日に何回か血圧を測ってみることにしました。
すると、血圧が超絶に上がる瞬間と、下がる瞬間が見えてきました。
血圧が上がるときは、仕事をしているとき、またはその後。そのときは、余裕で180までいきます。
空腹のときも上がりがちで、160ぐらい。
食後で、140ぐらい。
で、お風呂上がりのときがもっとも下がって、128とか130とか。
軽い体操をしたあとも、130ぐらいになります。
で、極め付けが、ため息をついたとき。
血圧を測っていたとき、ふと、ため息が連続ででたんですね。そしたら、122にまで落ちました。
なるほど、ため息は、脳の興奮や緊張を和らげるためのものだと聞いたことがありますが、それが実証された形です。
ため息と同様、深呼吸も効果あり。
深呼吸を何回かしたあとに測ると、ぐんと下がります。
つまり私は、かなり落ち着いているとき(副交感神経が優位なとき)は120台まで下がりますが、考え事をしていたり仕事をしたりしているとき(交感神経が優位なとき)は、180(ときにき200を超えることもあり)まで上がることがわかりました。
私の場合、交感神経優位な時間が長いことが問題なのだと。
先月、眼科に眼底出血を指摘されて慌てて内科クリニックに行ったときは、計測不能と出るほどの高血圧でしたが、そのときは、もうかなり興奮状態でした。息も荒かった。眼底出血という言葉に打ちのめされて、頭が真っ白状態になっていたのです。しかも、予定していなかった内科クリニックで、予定していなかったレントゲンやら心電図やら色々と検査されて、ストレスもMAX。私、こういう、突破的なアドリブに弱いんですよね。検査するんだったらあらかじめちゃんと予定をいれて、いろいろとシミュレーションして準備するのが私の定番。着ていく服だって下着だって吟味します。が、このときは、本当に突発的だったので、ムダ毛も処理してないわ、下着は巣鴨の赤パンだわで、もうパニック状態。血圧も、これ以上ないってぐらい上がっちゃったんだと思います。
しかも、そもそも私は病院嫌い。病院の名前をみただけで、血圧が上がる。
さてさて。
血圧を測りはじめて、血圧が秒で変動していることがわかりました。
それは、体が常時、その時々にあった血圧を選択しているからでしょう。一定ということはほぼない。
ネットで検索しても、健康な人ですら、1日のうちに、上の血圧が200を超えたり、180になったりする瞬間があります。それだけの血圧が必要だから、その血圧になるのです。(体の隅々に酸素を送るために)
私の場合は、交感神経が優位なときに血圧が上がりがちというのは分かりましたが、「え?どうして今こんなに血圧が高いの?」というときがあります。いつもは血圧が下がるお風呂上がりとかに、170とかなったりする。
今日がまさにそれで。
で、その謎が解けました。
それは、「気圧」です。
血圧が妙に高いときの天気と気圧を調べたら、気圧が低いときでした。(今日も低気圧)
なるほど! 低気圧は頭痛や関節痛だけじゃなくて、高血圧の原因にもなるのか!
(というか、気圧によって血の巡りが変わることで、体調を崩すんだと思います)
やっぱり、人類も自然の一部。天気とは切っても切り離せないのだなぁ。
低気圧のときはむしろ血圧を上げないといけないのかもしれない。
だとしたら、やっぱり、薬で無理やり血圧を下げるのは不自然なことだし、怖い。
※低気圧になると、交感神経が優位になるんだそうです。
https://www.metsoc.jp/default/wp-content/uploads/2019/04/PJ19-06.pdf
気圧の変化でなぜ体調不良が起こるの? | 気象病の基礎知識 | 頭痛ーる:気圧予報で体調管理
でも、理屈から考えると、気圧が低くなったら血管が拡張されて血圧は下がりそうなのに?
(気圧の低い高い山に登ると、スナック菓子の袋がぱんぱんに膨らむのと同じ原理)
もしかしたら、必要以上に血圧が下がるのを防ぐために交感神経を優位にして血圧をせっせと上げているのかもしれませんね(低気圧のときは血管が膨張するので、体はそれに対抗して交感神経を優位にして血管を収縮させるので血圧も上がる?)。
あ、それと。低気圧のときって、頭痛と同時にちょっと頻尿になるんです。むくみも。
気圧が低いと、水分は外へ外へ(上へ上へ)と向かいますので、それが原因かもしれませんね。
とはいえ。
やはり、対策は必要です。
私の場合、動脈硬化もはじまっているということなので、これが血圧を押し上げている原因のひとつだと思われます。
(世の中では、高血圧だから動脈硬化になる……というのが定番ですが、これはどうも納得がいかない。なんで血の流れが早くなると、血管が硬くなるの? むしろ、逆じゃない? 動脈硬化だから血圧が高くなる……と考えた方が、理屈的に腑に落ちます)
それで、動脈硬化に効果がある食べ物をいろいろと調べました。
漢方薬も調べたら、「おっ、これかな?」というのがあり、一応、プロの意見を聞こうと漢方薬局に行ったところ、私が考えていた通りの薬を勧められたので、間違いない!と。
ということで。
ここ最近の私のルーティン。
起床したら、まずは深呼吸。
そして白湯。白湯には生姜を少々入れて。
そのあと、軽くヨガの真似。
それから漢方薬を白湯で飲んで。
さらにトマトジュースとバナナ、具沢山の野菜スープ(塩なし)で朝食。ハトムギも少々。
気がついたら、めちゃ、意識高い系の女になっていましたw
バナナを吊るしただけで、意識高い系の部屋になる不思議w
まあね。
私がひとりだったら、無頼派な生活を続けてもよかったんですが。
この子達がいますからね……。
猫姉妹が天寿を全うするのを見届けるまでは、絶対、健康でいたい!