CIAが、極秘文書を公開。
その中に、ユリ・ゲラーの超能力実験も含まれていた模様。
あのCIAが真剣に超能力を研究し、それを利用していた……というのは、我々オカルト世代に有名なことだったんですが、今までは都市伝説として扱われていました。それが、とうとう、「真実」として公開された形です。
ユリ・ゲラーといえば、やはり1974年3月7日に放送された生放送です。日テレの『木曜スペシャル』枠で放送されたこの番組を機に、世の中は一気にオカルトブームに突入しました。
(その辺のことは、「一九九九年の同窓会」でも触れています)。
私ももちろん、見ましたよ! スプーンと壊れた時計を準備して。
その生放送の目玉は、ユリ・ゲラーが東京タワー?から超能力を生で日本全国に送信して、日本全国に奇跡を起こす……という企画。なので、放送がはじまる前から繰り返し、「スプーンや壊れた電気機器を用意してテレビの前に!」と、日テレで番宣していたわけです(私の記憶です)。
で、結果。
スプーンは曲がりませんでしたが、壊れた時計が、動きだしたんです! しかも、ものすごいスピートで針がぐるぐる回りはじめて。
でも、すぐに止まってしまったので、親をはじめ、誰も信用してくれませんでしたが。
昭和49年から翌年まで、私の周りには不思議なことがよく起こりました。
UFOらしきものを目撃したのもこの年でしたし、宇宙人に拉致されて足のスネに何かを埋め込まれる夢を頻繁に見ました(私のスネには、まだ、コリコリとした小さな塊が確認できます)。
そして、一番不思議だったのが。
近所に崖があったのですが、その崖を削って遊んでいたら、アンモナイトのようなものから何かの骨のようなものがザクザク出てきたんです。
「何だろう? 明日、先生に聞いてみようか?」と、一緒にいた友人とその化石のようなものを袋に詰めて持ち帰ったわけですが。
翌朝、その袋が見当たらないのです。母に聞いても「知らない」の一点張り。
友人に至っては、「え? 化石? なにそれ」と、崖を削ったことも化石が出てきたことも忘れていました。
あれは、私が見た夢なのか?
それとも、私たちはかなりヤバいものを発見してしまったのか。だから、闇の人物が我が家に忍び込みブツを持ち去り、友人に至っては、記憶そのものも削除されてしまった……。
そんな不思議なことがちょくちょく起こった、昭和49年から50年でした。