これ、前々からとても気になっていました。
男性向け雑誌(新聞)の定番コンテンツにもなっていて。
「なんで、こんな酷いことが野放しなんだろう?」と。
もうひとつ気になっているのは、ビーチバレーとかのあの過剰なビキニ。
あれって、ルールのひとつみたいですね。
そういえば、女子レスリングも「女子のユニフォームを変更しよう。もっと露出の高いやつに」という案が、かつてあったそうです。
なんでも、集客のためだそうです。
「違うだろう!」という選手の抗議で白紙になったようですが。
この件からも分かるように、ユニフォームの規定は、「集客」のためでもあるんですよね。
ウインブルドンテニスのように、「ユニフォームは白に」というのは分かるんです。伝統を重んじてのことですから。
でも、「露出を高めに(セクシーに)」というは、明らかなセクハラで。
スポーツが、悪い形で「見せ物」になっている。
そういえば、昭和の女子は「(鉄腕アトム型)ブルマ」が定番で、あれが死ぬほど嫌だった。
あのブルマ、あれ、ほとんど下着ですから。
なんでこんないかがわしいものを子供にはかせるんだ?と、調べたことがあります。
そしたら、昭和39年の東京オリンピックがヒット。
そう、ソ連のバレーチームが着用していたのが、あのピチパツの「ブルマ」だったんですね。
(一方、日本の東洋の魔女は、ちょうちんブルマ)。
ピチパツのビルマがスタイリッシュに映ったのでしょう、以降、日本の女子スポーツ界を席巻します。で、小中高生にまで広まった……と。
ほんと、憎たらしい、あのソ連型ブルマ。
あのブルマで、いやな思いをした女子はかなり多いと思います。
中には、その憎しみをお金に変えてしまった子もいるでしょう(ブルセラショップの流行)。
今回のオリンピックで、そういう「いかかがわしい視線」を一掃してほしいですね。
追記。
たけしさんのギャグに「コマネチ」というのがあり、あれも、ずっと昔から気になっていました。
だって、コマネチさんのレオタード(のハイレグ)をいじったものでしょう?
コマネチさんが「白い妖精」と言われて世界を驚かせたときは、十四歳の少女。
そんな少女のレオタードを、あんな形でいじるなんて……と。
なんで、誰もそれを問題にしないのか、ずっと不思議でした。
「たけしさんだから、許されるんだよ」という人もいるでしょうが、セクハラは誰がやってもセクハラなわけで。
でも、さすがに、あのギャグも封印するときがきたのかもしれません。