以前、親しくしていただいている、猫飼いの知人さんから
「猫って、哀しみでできていると思うの」と言われたことがあります。
そのときは、「?」でしたが、なんだか素敵なフレーズだったので、記憶の引き出しに保管していました。
で、猫と暮らすようになって。
「ああ、本当だ。猫って哀しみの塊だ。哀しみでできている」と。
説明できないのですが、感情の奥深いところで、それを感じました。
それでも無理やり説明してみると、
「哀しみ」というのは、こちら側人間の思いなんですね。
猫と一緒にいると(面倒なことがあっても)、とにかく幸せなんです。
その一方で、この幸せはいつかは終わる……という予感もあります。
だって、命には限りがありますから。
幸せを感じている一方で、それが終わるときの哀しみも同時に感じてしまうのです。
幸せなら幸せなほど、哀しみの感情は深い。
そして哀しみのほうが上回ってしまう。
だから、猫がまったりとしている姿を見ているだけで、泣けてくるのです。
これは、猫に限らず、犬でもウサギでも鳥でも、ペットと暮らしている方はみな思うのではないでしょうか。
ああ。モナミちゃん、かわいい……。
でも、哀しい……!
\ アホか /
人間は、どうして、未来のことを想像してしまうんでしょうね。
「今」だけを生きていれば、たぶん、人間の哀しみと不安は、かなり解消されるはずです。
さて。
それでも、未来のことを考えずにはいられないのが、ホモサピエンス。
年末進行に向かって、じわじわ追い詰められている感。
で、比較的余裕のある今、できるものはやっつけてしまえ!
と、クリスマスの飾りを早速。
お節料理を注文し、そして年賀状も注文しました。
では、最後に、年賀状のチラ見せ。