なんだかんだ、4回ぐらい見ていて、疑問点もたくさんあるのですが、でも、夏になると見たくなる映画です。
すっかり、夏の風物詩になりました。
なにより、テーマソング(さよならの夏)がいいのです。
ちなみに、「さよならの夏」って、昭和時代に放送された不倫ドラマのテーマソングで、しかも別れの歌なんですが、これをこの作品のテーマソングにしてよかったんでしょうか問題。
若いカップルの未来がちょっと心配w
ジブリ映画の中では、私的トップ5に入ります。
なにより、風景が相変わらず美しい。
たぶん、横浜市は磯子(あるいは根岸)がモデルのひとつだと思います。
あのあたりは、坂がえげつないですからね。
小学生の頃、2年ほど磯子の隣の街に住んでいたことがあり、やはり坂の街でした。
「横浜」といえば港を思い浮かべる人も多いかと思いますが、私がまっさきに思い出すのは「坂」。そして、「擁壁」。
例を挙げると。
この擁壁の上にはマンションが建っています。
低層マンションなのですが、もはや高層マンションの風格。
一階にたどり着くまでに、エレベーターを使うという。
この擁壁の地は、昭和30年代ぐらいまでは崖だったそうです。
その下は海。
いやはや。人間の魔改造ってすごいですね。
ちなみに、
原作の「コクリコ坂から」のモデルとなった坂は、東京にあります。
右に見えるレストランの名前が「コクリコ」で、それにちなんでコクリコ坂と地元の人は呼んでいるそうです。
ちなみに正式な名前は「付属校坂」。
この坂の上にある筑波大附属校が由来だろうと思われます。
この辺りも坂の街で、擁壁の街でもあります。
やはり、坂のある街って、雰囲気がありますよね。