真梨幸子mariyukiko’s blog

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「坂の上の赤い屋根」創作裏話

WOWOWでスタートした、「坂の上の赤い屋根」。

すごかったですよね!

オンデマンドでは全話一気見できるようで、すでに一気見した方もいらっしゃるかもしれません。

一気見できるってなったら、全話、見ちゃいますよね!

やめられない、とまらない。

そんなドラマでございます。

私は「ツインピークス」世代でもあるのですが、「ツインピークス」にハマって、レンタルビデオ屋を梯子したときの興奮を思い出しました。

確か、「ツインピークス」も(開局したばかりの)WOWOWで放送していたんじゃなかったかしら。WOWOWの成功は、ツインピークスにあり……とすら思っています。その証拠に、有料放送だったにもかかわらず、社会現象にまでなりました。「ツインピークス」に影響されたドラマも次々と制作されました。私はWOWOWには加入してなかったので、ビデオ化されるのを待ち、レンタルビデオ屋を梯子したわけですが。どのレンタルビデオ屋もレンタル中で、本当に、やきもきしたなぁ、続きを見たすぎて。あの頃の興奮を思い出しました、「坂の上の赤い屋根」は。

ツインピークスも、犯人が誰なのか、主人公が誰なのか、よくわからないまま、謎がどんどん絡んでいくようなストーリーでした。まさに、闇鍋をしているような感じ。

 

さて、「坂の上の赤い屋根」の創作エピソードをちらりと。

小説の中では、大渕は「黄砂に吹かれて」という曲が十八番だったりします。はじめて買ったCDでもあります。

黄砂に吹かれて」という曲は、とても切ない失恋ソング。それを大渕は、小学生の頃から大好きだったわけです。

また、執筆しているときも、「黄砂に吹かれて」をBGMにしていました。大渕の心情を深掘りしたい方は、「黄砂に吹かれて」の歌詞の中になにかヒントがあるかもしれません。

 

BGMといえば。

市川聖子を執筆しているときのテーマ曲は「あゝ無情」でした。

「あゝ無情」は、飛んでる女性(死語)が、とんでもないジゴロにひっかかって悶絶しているという内容です。

その、とんでもないジゴロが、まさに大渕のイメージ。

 

市川聖子と大渕の関係性をもっと知りたい方は、「あゝ無情」をお聞きになるのも一興かと。

 

ではでは。

 

【参考】

www.uta-net.com

www.uta-net.com