小林製薬が製造した紅麹に謎の毒成分が含まれていた件。
これ、カネミ油症事件を彷彿とさせる流れなんです。
カネミ油症の場合、ライスオイルを製造中にPCBが混入したことで起きました。
(過去に、この事件について言及しましたので、参考までに貼っておきます)
カネミ油症事件を発端にPCBが社会問題になり、PCBが海に大量に流されているということで、魚屋と寿司屋から魚がなくなるという事件も発生しました。
(ドラマ「ありがとう」魚屋編でも、この問題を扱っています)
今もなお解決していない、公害問題です。
今回の紅麹も、紅麹そのものではなくて、製造途中でなにかしら毒が混入したんじゃないかと予想。
となる、新たな公害問題に発生する可能性大です。
紅麹に入っていた謎の毒は、腎臓を直撃。
この事件も思い出しました。
汚染された小麦グルテンを原料としたペットフードを食べたペットたちが次々と腎不全に陥り、多数の命(3600匹)が犠牲になりました。
恐ろしいのは、汚染原料を使用していたのは、90社200ブランド。
汚染された原料を、多くの会社が使用していたのが原因です。
今回も、小林製薬だけではなく、同じ紅麹を使用していた別の会社が50社も!
これは、大きな事件へと発展しそうです……。