今日、買い物をしていてふと思ったのですが。
「認知症になる人って、痩せてない?」
あるいは、
「認知症になると痩せない?」
というのも、
百貨店で買い物をしていたら、ふと、亡くなった親戚のおばちゃんのことを思い出したのです。
その人が好きそうな花柄のパジャマを見て。
その人は、最期は認知症っぽくなって、ギスギスに痩せてしまったとのこと。
で、その最期を看取った人が、
「ボケている人って、なんでかみんな痩せているのよね。栄養が足りないのかしら」
と言ったのですが、その言葉が唐突に思い出されたのです。
そういえば、テレビとかで見る認知症患者の人って、たいがいギスギスに痩せている。
ぽっちゃりしていた人って、あまり見かけないような……。
逆に、ぽっちゃりしている人は、老人になっても元気ですし、思考も頭脳はっきりしています。
どうしても気になって、
ネットで検索してみると。
ありました。
こういう記事が。
今は、メタボをはじめ、ぽっちゃりさんが迫害される時代ですが、
メタボって、本当にダメなの?
中高年になってダイエットを始めた人が、
脳出血や心臓病で突然死するケースも多く見らます。
運動をせず、食事だけで痩せた人は特に。
実際のところ、
中高年になったら、ある程度ぽっちゃりしていたほうが、
長生きし、かつ、認知症にもならないんじゃないかな……と。
まあ、自分がぽっちゃりさんなので、
希望的な言い訳なのですが。
追記。
認知症老人を扱った古典的なコントに、
「ヨシコさん、ご飯はまだかね?」
「お義父さん、さっき食べたでしょう?」
というのがあります。
もしかして
これは、
「食事はしたけれど、根本的に栄養が足りていない」という、老人の切なる訴えなのでは?
食事をしたことを忘れたのではなく(忘れていたとしても)、「もっと食べたい!」という、本能的な叫びなのかもしれません。
つまり、認知症の老人は常に飢えている。が、食事がうまくとれない……ということなのかもしれません。
追記2
日経の記事によると、
欧米人の場合、太っている老人のほうが認知症リスクが高く、
日本人の場合は、その逆で痩せている老人のほうが認知症リスクが高い。
これを新型コロナに当てはめると。
欧米人は太っている人のほうが重症化しやすいけれど、
もしかして、日本人は、痩せている人のほうが重症化しやすいのでは?
同じ「人類」とはいえ、
それまで歩んできた歴史は地域によって大きく異なります。よって、体質も大きく違っています。
欧米では……という欧米の模倣は、病気に関してはあまり効果がないのかもしれません。