本日、ちょっと所用があり文京区某方面へ。
で、ある場所に差し掛かったとき、
「あ、ここ、あそこだ」と。
そう、「木原事件」のきっかけとなった事件が起きた一戸建て。
今となっては、大島てるにもその箇所に炎がついています(詳細は記されてませんが)。
そのせいか、野次馬と思しき人の姿もちらほら。
私は一応、目的地までの通りすがりでしたが、傍目からは、野次馬の一人に見えていたかもしれません。
で、その場所ですが。文京区の中でも「木密地域」と呼ばれる、非常にごちごちゃした住宅街です。
第二次大戦の空襲から免れることができた奇跡の地ではありますが、その代わりに再開発されことが一度もなく、ごちゃごちゃが残ってしまった場所です。
道もとても狭いです。車も通れないほど。
ちょっと閉塞感があります。土地勘がないと、どこを歩いているのか分からなくなります。
当該物件は駐車スペースもない小さな木造住宅。
で、手持ちの古地図を調べてみましたら、その地域は少なくとも大正時代までは、大きな邸宅でした。その名前から、元大名家の誰かの邸宅だったようです。
どこかの時点で(関東大震災かしら)その土地が細切れで売却されて、現在の、ごちゃごちゃが誕生してしまったようです。
土地的にはいわくつきではなく、むしろ、ちょっと高台にあるいい場所です。
今も、事件当時のままで、どなかが住んでいる模様。隅々に生活感がただよっています。
ジャーナリストである篠原常一郎さんの動画によると、事件後すぐに誰かに売却されたようで、今の所有者は事件とはまったく無関係の別の人だとか。
今の住人は、事件のことはご存知だったのでしょうか。
さて、表題の件。
現在、肥満は健康の大敵にされています。
BMIの数値を25以下にすることが推奨されています。
老若男女関わらず。
でもやっぱり、年齢を考慮したほうがいいと思われます。
50も過ぎると、BMI25以下って、かなり大変なんですよ。
それを実現すると、カッスカスになります。首の筋も目立つほど、一気に老け込むんです。
私、思うんですけど。
太るって、実は、健康の証しじゃない?と。
太るメカニズムを見ると、太るにはある程度健康でないといけない。
体力がないと太れないんです。
その証拠に、例えば糖尿病も悪化すると、激痩せしてきます。
癌も激痩せの代表格ですね。
あと、認知症の代表格アルツハイマー病も、罹患している人は痩せている人が圧倒的に多い。
認知症になるから痩せるのか、痩せたから認知症になるのか、その因果関係は今のところ解明されていませんが、いずれにしても、認知症の人は痩せています。
つまり、50を過ぎて痩せ始めたら、それは健康的には赤信号。
それがダイエットによる「痩せ」だとしても。
白状しますが、私のBMIは25.5。
私には、このぐらいの数値がちょうどいい。
体脂肪率は約32%で多めですが、筋肉量も41とかなり多めなんです。
※タニタの体重計を使用しているのですが、タニタの場合筋肉量が多めに出る模様。とはいえ、歳の割にはかなり高めだと思います。
ちなみに、内臓脂肪は8。見た目からは意外でしょうが、実は少なめなんです。
筋トレはもちろん、運動もほとんどしてないのに、なんでこんなに筋肉があるんだろう?と不思議ではありますが、小さい頃から起伏の激しい土地に暮らしてきましたので、歩いているだけでも筋肉がついちゃうのかしら?
確かに、若い頃から腕の力瘤がすごいし、ふくらはぎもパンパン。
これは体質なのかもしれませんね。
これからは、BMIや体重ではなくて、筋肉量を健康のバロメーターにしたほうがいいと思います。
体重が多くても、脂肪率がちょっと高くても、筋肉がちゃんとついていればOK。
そんな時代がくるといいな。